静岡県浜松市のリゾートホテル「KAReN HaMaNaKo かんざんじ荘」は、企業の福利厚生やワ―ケーションの場としての利用を目的に、新たに「企業向け平日リゾート宿泊権」の販売を開始した。宿泊権は年間で30万円(税別)。全国の法人のほか、個人事業主も対象に見込む。
KAReN HaMaNaKo かんざんじ荘(浜松市西区呉松町1768-1)は浜名湖北東部に位置し、曹洞宗の寺院「舘山寺(かんざんじ)」や、温泉地「浜名湖かんざんじ温泉」に近く、浜名湖沿いに迂回する道路、またはロープウェイによりアクセスできる。旧国民宿舎をリノベーションした施設で、客室や大浴場だけでなく、浜名湖が一望できる半露天の貸切風呂や、ワークショップができるアクティビティルームを備えている。
宿泊権を購入することで、平日に朝食込み1泊1名あたり3000円(税別)でスタンダードルームを利用可能になる。毎月5室、1室最大2名まで利用でき、館内にはテラス席のあるカフェやミーティングルームもあるため、保養所を持たない企業も手軽にリゾートオフィスとして利用できるという。
また、コロナ禍の新しい働き方として国や浜松市が提案する「ワーケーション」と、社会福祉法人聖隷福祉事業団保健事業部の提供する「ウエルネスコンテンツ」を組み合わせた言葉「ウエルネスワーケーション」を提案。これまでにない、新しいワークスタイルのサービスを提供するとしている。
2泊3日のサンプルプログラムでは、聖隷福祉事業団保健事業部の予防医療に関する専門スタッフによる健康チェックや体力チェック、運動指導が組み込まれている。参加者に対し、直接またはオンラインで、一人一人に合わせた健康づくりの提案を行うという。