8月31日に放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、登場人物が放った智(前田公輝さん)と歌子(上白石萌歌さん)の仲を表現するセリフが物議を醸している。
「姉のお古。お下がりの智と!」
同作は、主人公・暢子(黒島結菜さん)がふるさと沖縄から料理人を目指すストーリー。現在は、東京・銀座のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」で約7年の修業を経て、自身の沖縄料理店「ちむどんどん」のオープンを控えている。
沖縄から上京してきた妹・歌子のため、暢子や夫・和彦(宮沢氷魚さん)、鶴見の沖縄県人会会長・三郎(片岡鶴太郎さん)、居酒屋「あまゆ」店主・順次(志ぃさーさん)などが集まって歓迎会が開かれる。途中、買い出しに出た歌子が戻ると、店の中から酔った声が聞こえてくる。
店内では「あまゆ」常連客・健男(与座よしあきさん)が「じゃあ、智は暢子ちゃんにフラれたから、妹の歌子ちゃんに乗り換えたわけ?」と質問し、順次が「違う違う。昔は暢子ちゃんのことが好きだったけど、今は歌子ちゃんのことが好きになったわけ」と返答。健男は「つまりは、姉のお古、お下がりの智と!」と言い放つと、堪えかねた和彦が「やめてください!」と大きな声で2人を制止する。