株式会社TOSEIは、コインランドリー向けリフレッシュスチーマー「FRDG-150C」の販売を2022年8月1日(月)より開始した。販売に先立ち、2022年7月27日、TOSEI Laundry 東中野店にて、プレス関係者向けに展示会を開催した。
■約4,000億円のふとん洗い市場を狙う
展示会は、株式会社 TOSEI 営業統括責任者 執行役員 塚本広二氏の挨拶から始まった。
1950年創業のTOSEIは業務用クリーニング機器と真空包装機の製造・販売を手掛けている。TOSEIはコインランドリー向けの大型洗濯乾燥機や集中精算機など世界初、業界初の製品を複数生み出してきた。
国内の自社工場ですべての製品を製造していることから、時代のニーズに対応した高品質の製品を機動的に提供できることが強みとなっている。国内では品質や製品力などが支持され、業務用の大型洗濯乾燥機と卓上型の真空包装機で国内シェアトップを誇る。
コインランドリー出店件数は2003年以降のおよそ20年間、右肩上がりで増加している。増加の背景には、1.清潔・健康志向、2.火事時短指向、3.節約志向、4.イメージ向上の4点があげられる。
ふとん洗い市場は約4,000億円と試算されることから、コインランドリー市場規模は将来的に約5,300億円規模となる見込みだ。
塚本執行役員は、「弊社は数年前から、ふとん洗いに特化した商品に需要があると考えておりまして、今回のふとんリフレッシュスチーマーで、事業をさらに加速させたいと考えております。」と、語った。
株式会社 TOSEI 営業統括責任者 執行役員 塚本広二氏が語る!コインランドリー向けリフレッシュスチーマー「FRDG-150C」の魅力と、今後のビジネス展開
YouTube:https://youtu.be/y6HnmN9dplw
■殺ダニ率100%のリフレッシュスチーマー
発表会では、コインランドリー向けリフレッシュスチーマー「FRDG-150C」のデモンストレーションが実施された。
ふとんリフレッシュスチーマー「FRDG-150C」は、山型の台車にふとんを掛けるだけで、リフレッシュコースなら高温スチーム・消臭・高温乾燥まで15分、乾燥コースなら洗ったふとんを最短20分※1で乾燥させる。
高温の空気を乾燥機内に充満させるだけでなく、18,000個の穴の開いた山型の台車の中へ、温風をふとんに送り込むように通過させるため、従来の自社ドラム型乾燥機と比べると乾燥時間を1/9に短縮、ガス消費量も1/4へ大幅に削減させることが可能だ。
※1 中綿がポリエステル100%、シングルサイズのふとんの場合。ふとん素材やサイズによって乾燥時間は異なる
野村本部長は、「衣類は毎日洗濯しますので、それと同じように敷布団も洗濯しなければならない。ダニと一緒に寝ることになりますので、これを改善できないかとの多くの声をいただきました。」と、「FRDG-150C」開発の経緯を語った。
日本では、ふとんの天日干しをする家庭も多いが、ダニは日光が当たらないふとんの反対側へ逃げてしまうため、ダニを完全に駆除することができない。
発表会では、第三者機関による殺ダニ・除菌率の検証効果を示し、リフレッシュスチーマーが殺ダニ率100%であることを強調した。
新商品「FRDG-150C」は、クリーニング店で当日持ち帰りができなかった「ふとん・大物クリーニング」の不便さを、独自開発したリフレッシュ工程「高温スチーム・除菌・消臭・乾燥」に置き換えることにより、最短15分で仕上げ、当日の持ち帰りを可能にした。これによりTOSEIは新市場である「ふとん洗い市場」の開拓を進め、さらなるコインランドリー普及の拡大を目指していく構えだ。ふとんに潜むダニや、それにともなうアレルギーが気になる人は、ふとんリフレッシュという新たな習慣を取り入れてみては如何だろうか。
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