アンカー・ジャパン株式会社は8月18日、1024Whの容量を持つポータブル電源「Anker 555 Portable PowerStation(PowerHouse 1024Wh)」を発売した。価格は14万9900円。
1024Wh/320000mAhの容量を持ち、経年劣化が少なく安全性が⾼い「リン酸鉄リチウムイオン電池」の中でも高品質なセルを採用することで、一般的なポータブル電源の6倍の寿命を実現したという。
出力用にACコンセント×6、最大100WのUSB Type-C×1、最大60WのUSB Type-C×2、最大12WのUSB Type-A×2、シガーソケット×1の各ポートを備え、全12ポートで同時に給電可能。AC定格出力は1000Wで、扇風機や小型炊飯器といった小型家電も使用できる。iPhone 13であれば約73回の充電ができ、40Wの小型冷蔵庫は約20時間稼働できるとしている。
本体の充電は付属のACアダプター(最大200W)およびUSB Type-Cポート(最大100W、出力100W以上のUSB急速充電器が必要)から行え、約4.1時間で満充電可能。充電しながらほかの機器に給電する「パススルー充電」にも対応するほか、家庭内での簡易なUPSとしても利用可能としている。
また、別売りのソーラーパネル「Anker 625 Solar Panel(100W)」からの充電にも対応する。天候などの条件にもよるが、1枚では約11.2時間、2枚を並列で使用した場合は約5.5時間で満充電可能だという。
前面に大型のライトを搭載しており、本体のみで周囲を照らすこともできる。本体およびバッテリーパックは耐衝撃性能を強化し、本体表⾯には耐⽕ラバーシェルを採⽤。⼀般社団法⼈防災安全協会より「防災製品等推奨品認証」にも認証されているという。また、最大で5年の長期保証が行われる。
本体サイズは約350×295×188mm(幅×奥行×高さ)で、重量は約13.1kg。本体上部のグリップを持って、1人で持ち運ぶことが想定されている。