VAIO株式会社は、VAIOノートのWebカメラ周りに新機能を追加するアップデートプログラムの提供を開始した。アップデートはVAIOのホームページからダウンロードできる。
VAIOは2022年4月以降に発売されたモデルのWebカメラ(Windows Hello対応のフルHDカメラ機種のみ)に、以下の新機能を追加した。
- 自動フレーミング
カメラで撮影中の映像を解析し、ユーザーの顔が最適な大きさで中央に位置するよう自動でフレーミング。 - 背景ぼかし
人物の背景をぼかしてプライバシーや機密を保護する。 - 顔優先AE機能
シーンに合わせて自動的に露出を制御し、顔の明るさを調整する。 - ちらつき低減機能および逆光補正調節機能
蛍光灯やLED電球のちらつきや、強い逆光を抑え、映像を見やすくする。
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今回のアップデートプログラムは、これらの機能を2021年発売モデルでも利用可能とするもので、以下のコンシューマ向けモデルや、法人向けのVAIO Pro Z/PJ/PKが対象となる。
- VAIO Z
VJZ141シリーズ(2021年2月発表)、VJZ142シリーズ(2022年1月発表) - VAIO Z│勝色特別仕様
VJZ142シリーズ(2021年10月発表) - VAIO SX12
VJS124シリーズ(2021年10月発表) - VAIO SX14
VJS144シリーズ(2021年10月発表)
また、VAIOには「AIノイズキャンセリング機能」が搭載されており、マイク入力とスピーカー出力の両方で騒音などを除去することが可能だが、今回のアップデートで、2022年4月以降に発売されたモデルも対象に、スピーカー出力側の機能として、Web会議中などマイクを使用するときのみ、自動でノイズキャンセリングを有効にする「マイク連動モード」が選択可能となった。これにより、これまでオン/オフしかできなかったこの機能での使い勝手が向上している。
アップデートの適用方法については、VAIOのニュースリリースを確認されたい。
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