焼き芋の交互浴
スーパーに『冷やし焼き芋』が売っていた。熱々の焼き芋と交互に食べると焼き芋をサウナみたいに楽しめる。焼き芋の交互浴だ。
1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー
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冷やし焼き芋が売っていた
スーパーの、青果コーナーの冷気が出る棚に、モグラみたいなものがチラッと見えて、驚いてもう一度見たら『冷やし焼き芋』だった。
なるほど。スーパーの焼き芋、真夏でも楽しめるように工夫してくれたのだ。
その棚の近くにはいつもの焼き芋を作る機械があって、熱々の焼き芋が並んでいた。
どっちも食べたいなと思った。交互に食べたらサウナみたいに楽しめないだろうか。焼き芋の交互浴。
温度の刺激がうまい
上の写真が冷やし焼き芋、そしてこちらはいつも売っている熱々の焼き芋である。
どちらも品種は紅天使。調べてみると甘みがあって滑らかな舌触りが特徴、とあった。おいしそう。
ハフハフしているうちに冷やし焼き芋を食べる。
ドタバタしたが、まず冷やし焼き芋がおいしい。スイートポテトだ。自然な甘さなんだけどそれがしっかり感じられて嬉しい。ねっとりした食感が熱々の時より強い。皮のパリッとした感じもおいしい。
冷やし焼き芋を楽しんだら熱々の焼き芋に戻る。そんな感じで一口ずつ食べていく。
交互浴、舌に刺激があっておもしろい。つけ麺の熱いスープと冷たい麺のような、熱い緑茶飲みながらかき氷食べるような良さがある。
それ自体のおいしさに温度の刺激が加わってそれぞれがよりおいしく感じる。
ただ焼き芋二個は量が多い。食べたら動けなくなった。ものすごい満足感。サウナで言うところの「ととのう」と言うやつがこれ。
ちなみに
冷やし焼き芋、焼き芋を作っているスーパーはどこもやっているのかなと思って何店舗か見に行ったが、最初のスーパーでしか見つからなかった。どこにでもあるものではないみたいだ。