試食
フルーツタルト専門店「キルフェボン」の創業30周年を記念した企画から、キルフェボン横浜店スタッフ考案の「桃とネクタリンの杏仁ムースタルト」が2022年8月に期間限定で登場しました。中華街をイメージした杏仁豆腐と旬の桃・ネクタリンをふんだんに使ったタルトになっているとのことで、実際に味わってみました。
【新作】30th 横浜店考案 桃とネクタリンの杏仁ムースタルト|グランフロント大阪店|メニュー|こだわりのタルト、ケーキのお店。 キルフェボン
https://www.quil-fait-bon.com/menu/detail.php?tsp=19&tmn=1641
キルフェボンに到着。
タルトがズラリと並んだショーケースの中に、「桃とネクタリンの杏仁ムースタルト」を発見しました。
ショーケースの上には「桃とネクタリンの杏仁ムースタルト」の紹介パネルもありました。横浜店考案のタルトで、横浜みなとみらいの大観覧車「コスモクロック21」をイメージしたデザインになっているそうです。
「桃とネクタリンの杏仁ムースタルト」をテイクアウトで1ホール注文。持ち帰り用の保冷剤は1時間が目安になっているとのことでした。
紙袋から取りだしたタルトの箱はこんな感じ。
箱を開けると、「桃とネクタリンの杏仁ムースタルト」が登場。
タルトの上は隙間なくフルーツで埋め尽くされています。実が少し濃い黄色で赤い皮もついているフルーツがネクタリン、白っぽいフルーツが桃となっており、折り重なるようにうずまき状に並んでいます。
また、タルトの端には軽く金箔(きんぱく)をまぶした木イチゴが添えられており、高級感が漂っています。
ホールタイプの直径は実測で約25cmでした。
高さは4~5cmほど。
切り分けてお皿に移してみました。ホールには木イチゴが10個載っているので、木イチゴを目安に切り分けると10等分できます。
断面はこんな感じ。タルトの上にオレンジ風味のマドレーヌの層があり、その上に白い杏仁ムースの層がぶ厚く重なっています。その上に薄いスポンジケーキがあり、一番上に桃とネクタリンが折り重なっています。
一口サイズにフォークでカットして持ち上げたところ、杏仁ムースがぷるぷるとしすぎてすぐに倒れてしまうほどでした。実際に食べてみると、まず杏仁豆腐のやわらかな舌触り、続いてタルトのサクッとした食感があり、次にかむと桃やネクタリンのジューシーさがはじけ、いくつもの食感が混ざり合うのがかなり印象的でした。味わいとしては杏仁豆腐の風味が強めで、その中で桃の爽やかな甘みや、ネクタリンの少しフルーティーさの強い甘みが広がっていくような感覚。さらに奥からオレンジ風味のマドレーヌのほろ苦い酸味が後味として満たしてくれるため、上品な味わいにも感じました。
中央から食べ進めると、端に載った木イチゴが最後に残ります。最後の一口に食べてみたところ、爽やかな甘みの桃やネクタリンと対照的に、木イチゴは酸味が強く、少しクセのある杏仁豆腐の風味を木イチゴの酸味でまとめてくれる、完成された一皿になっていました。
「桃とネクタリンの杏仁ムースタルト」は1ピースが税抜780円、1ホール(25cm)が税抜7800円で、2022年8月限定の販売予定となっています。
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