パナソニックは7月14日、「在宅ワーク中のオン・オフの切り替え」をテーマにしたアンケート調査の結果を公表した。調査対象は週に平均3回以上在宅ワークをしている20~50代の男女300名。
在宅ワークは「オン・オフの切り替えが難しい」、約8割が回答
働き方の多様化が進み、在宅ワークを推進する企業が増えている現在。通勤や往訪の時間がカットできるなど、さまざまなメリットがある一方で、オフィスワークの時とは別の悩みや問題が生じている人も多いという。
「在宅ワーク中に、仕事のオン・オフの切り替えの難しさを実感したことはありますか?」との設問では、約8割(78%)が「ある」と回答したという。
在宅ワーク中に、仕事のオン・オフの切り替えの難しさを実感したことはありますか?
具体的には「朝、仕事モードになれない・やる気が出ないと感じることがある」と回答した人は72%、「仕事の集中力が続きにくいと感じることがある」同74%、「在宅ワークだと、オフィスワークの時よりも長く仕事をしてしまうことがある」同67%など。
また「仕事をする部屋と、食事をとる部屋が同じになることがある」との回答が71%、「仕事をする部屋と、リラックスをする部屋が同じになることがある」との回答が80%あった。
これらの結果に関し、パナソニックは、仕事とプライベートで部屋を分けられないことも「オン・オフ下手」に陥る要因の一つになっている可能性が考えるとしている。
オン・オフの切り替えが「仕事の生産性に影響すると思う」87%
在宅ワーク中のオン・オフの切り替えが重要であることを認識している人は多いようで、オン・オフの切り替えが上手くできるかどうかは「仕事の生産性に影響すると思う」と答えた人が87%、「生活の満足度に影響すると思う」と答えた人は91%にのぼったという。
オン・オフの切り替えが上手くできるかどうかは。次のようなことに影響すると思いますか?
また、「家族との時間や関係に影響すると思う」と答えた人も90%いた。