キングジムが「フリーアングルUSBカメラ」発売。簡単にアングル調整でき、LED照明・マイクも一体化 無料PCソフトで投影文字ノイズを軽減するAI機能も

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フリーアングルUSBカメラ(SUC10)

 株式会社キングジムは、USB接続のWebカメラ「フリーアングルUSBカメラ(SUC10)」を7月29日に発売する。価格は2万4000円(税別)。上下に動くアームと360°回転するヘッドで、カメラのアングルを簡単に調整できるのが特徴。LED照明と無指向性マイクも一体化している。

 Web会議などで話者の顔や資料などを自由なアングルで撮影できるのはもちろん、オンラインレッスン/オンラインワークショップ配信の際の手元の細かい作業の撮影や、カードゲームのオンライン対戦、プラモデルの製作動画の撮影といった趣味の用途なども想定。照明機材やマイクを追加することなく、この製品1台で撮影が完結するとしている。

自由なアングルで手元の資料などを撮影できる

アームの角度やカメラの向きを自由に調整可能。使わないときはアームを折り畳み、コンパクトに収納できる

 800万画素のCMOSセンサーを搭載し、映像フレームレートは1920×1080ピクセルで最大60fps、3264×2448ピクセルで最大15fps。ヘッド部にあるボタンでフォーカスを自動で調整できるオートフォーカス機能も備える。最短接写距離は10cm。一方、真下を撮影するアングルでは、最大で約420×315mm(A3サイズ相当)の範囲を撮影可能。LED照明により、作業中に影になりやすい手元や顔周りも明るく照らせるとしている。

 PCへの接続と給電は、付属のUSB Type-A(USB 2.0)ケーブルで行う。ケーブル長は1.5m。本体サイズ(幅×奥行×高さ)は、最大時で約109×313×370mm、折りたたみ時で約109×116×324mm。重さは約780g。

 無料ダウンロード提供されるPCソフト「SUA-1」を使用することで、静止画や動画撮影のほか、PC上での複数画面表示、撮影中の画面へのリアルタイム書き込み操作が行える。このほか、投影している書類の向きの調整や文字のノイズ低減を自動で行うAI機能も備える。ソフトの対応OSは、Windows 11/10、macOS 12/11/10.15。

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