Zoom、管理者機能を強化。ユーザー管理設定をより詳細に

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 Zoomは17日(米国時間)、ZoomのWebクライアントを更新した。ここでは主に管理者機能の追加や拡張を行なっている。

 アカウントの管理者機能としては、詳細投票やクイズ機能を使用しているさいにホストが画像をアップロードすることをアカウント/グループ/ユーザーの単位で許可できるようになった。また外部ユーザーがミーティングやウェビナーのチャットを保存できるようにするかどうかも選択可能になっている。

 加えて、ミーティングやウェビナーにおいてユーザーレベルの設定をより詳細に行なえるようにしており、これをテンプレートとしてグループ/ユーザー単位で適用できるようにした。こうしたユーザー権限設定には、例えば一度ミーティングから削除された参加者の再参加について許可できるユーザーや、ウェビナーでアクション機能を有効化するかどうかを切り替えられるユーザーの割当設定などが含まれる。

 セキュリティ関連の更新は、パスワードの文字列に連続して同じ文字を含められなくなったほか、Googleとカレンダーや連絡先、メールの連携を行なった場合の承認に必ずZoomのWebポータルを利用するようにした。

 ライブストリーム関連では、アカウント管理者がホストや参加者に対して720p(プロ以上)または1080p(ビジネス以上)の映像配信を有効化できるようにしている。これまで1080pのビデオ品質については、ライブストリーミングイベントなどの実施時にサポート経由で一時的に有効化する必要があった。

 このほか、H.323/SIPデバイスでDTMFコードを用いてウェビナーを開始/終了する機能や、ポリシーで制限できるミーティング機能の拡張、ミーティング記録のエクスポート機能の強化などに加えて、バグ修正とセキュリティの強化を行なった。

 また同日にはクラウドサービスZoom Phoneの更新も行なっており、E2E暗号化オプションの追加や呼び出し待機時間設定の追加などを実施している。

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