リアクション上手のアメリカ人が「冷蔵庫に数時間入れておくのと同じ効果がたったの60秒で得られるぜ!」「灼熱のガレージからソーダを取り出したんだけど、90秒後には冷たいソーダが飲めたぜ!」と大絶賛している缶飲料クーラーを紹介したい。
日本でも同じような商品を見かけたことがあるかもしれないが……アメリカのAmazonでは『Chill-O-Matic Instant Beverage Cooler(約4000円)』という名前で売っている。商品説明によると「冷蔵庫の240倍の速さで飲み物を冷やします」だそうだ。
約650件のレビューが集まり評価は4.2。1度使ってみたかったので取り寄せてみた。
・アメリカ発の缶ビールクーラー
氷を入れたクーラーに缶飲料を突っ込んでクルクル回すだけ。数年前に「手動タイプ」のものをボーリング大会かゴルフコンペか忘年会か、とにかくそのような場で景品としてもらったのだが……あれは結局1度も使わなかった。あまりにも安っぽかったからだ。
日本で売っている商品はどこか景品っぽい雰囲気が漂っているというか、ビミョーに垢抜けていない印象……とか言いつつ、実は今回買ったアメリカの商品も十分景品っぽい。なんならUFOキャッチャーでゲットできそう。
ただ、それでもアメリカ製の方がかっこいい……気がする。箱の中には、クーラー本体と缶飲料を固定する吸盤、そしてスイッチが入っていた。そう、言い忘れていたが「電動タイプ」なのである。使い方は簡単。
単3電池を2本セットして……
クーラーに氷をガバッと入れる。説明によると「もう重いクーラーバッグを持ち歩く必要はありません。ジップロックに入る量の氷で十分」とのこと。
缶の底面に吸盤をくっつけて
クーラーにセット。フタをして……
スイッチを入れたら……
シャァァァアアアアアア!
シャァァァァァアアアアアアアアーッ!!
たったの60秒で
キンキン……ではないが、ドクターペッパーはしっかり冷えていた。缶の上にも氷をのせるか、クルクル時間を伸ばせばさらに冷やせるだろう。レビューには「90秒」「2分」などと書いてある。てか、いざ使ってみるとめっちゃカッコイイ。
使用前はUFOキャッチャーの景品程度のオーラしか感じなかったが、氷を入れて缶をセットしたあたりから「日本とメジャーの差」を見せつけられた気がした。あまり安っぽくないし「Chill-O-Matic」のデザインもクール。イケてる海の家とかにありそう。
気になった点は、少しうるさいことくらい。ま、屋外で使う分には気にならないだろう。アウトドア映えもするし、アメリカからの送料(約1500円)を含めても、実は日本の商品(それなりに評価されているもの)より安かったりする。
というわけで、缶クーラーの存在を知っていたし気になってたけど、いまいちピンとくる商品がなかった……という方は、1度同商品をチェックしてみてはどうだろうか。これから本格的に暑くなる季節にきっと重宝するだろう。めっちゃカッコいいぞ〜!
参考リンク:Amazon「Chill-O-Matic Instant Beverage Cooler」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.