アップル、MacBook Airを大幅刷新–「M2」チップを搭載、MagSafe復活も

CNET Japan

 アップルは日本時間6月7日、新型MacBook Airを発表した。新たに発表した新チップ「M2」を搭載し、ノッチデザインやファンレス機構を採用するなど、本体の設計を大きく刷新した。7月に発売する。価格は税込16万4800円から(米1199ドル~)。

 搭載するM2は第2世代の5nmプロセスで製造。前世代の「M1」と比較してトランジスタ数は25%増加している。8コアのCPUに加え、M1比でコア数が1つ増加した10コアのGPUを搭載。CPU性能はM1比で18%、GPU性能は25%向上している。


M2チップを搭載した

13.6インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載

 アップルによると、Adobe Photoshopでフィルターを適用する際のパフォーマンスはM1比で約20%高速化、動画編集ソフトFinal Cut Proで複雑なタイムラインを編集する際のパフォーマンスはM1比で40%高速化したという。

 ディスプレイは13.6インチのLiquid Retinaで、約10億色の表示と約500nitの高輝度表示に対応。16インチ、14インチMacBook Proと同様に、インカメラ部分も切り欠き(ノッチ)とすることで、画面占有率を高めている。

 インカメラの画素数は1080pに向上し、低照度環境下における明るさを前世代比で2倍に向上させた。

 本体デザインは前世代までのウェッジ型から刷新。体積を前世代比で20%削減している。厚さ11.3mm、重量は1.24kgで、ファンレス設計を採用している。

 充電コネクタは磁気で本体と接続するMagSafeを復活させた。MacBook Airとして初めて67Wの急速充電にも対応。別売りの67W USB-C電源アダプタを用いることで、30分でバッテリー容量の50%を充電できる。

インターフェース類は2つのThunderbolt端子とイヤホンジャックを備える。


MagSafeが復活した

Source