いま「人は話し方が９割」的な本が流行っている。まぁ確かにそうかもしれない。
となると、人のみならぬ、犬もそうなのではないだろうか。
で、実は我が愛犬！ まさに「犬は吠え方が９割」と言えるほどに、見事にいろんな言葉を話す（吠える）ことができるので、業界騒然の衝撃動画ともに、その実態を公開してみたいと思うッ！！
多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルＺでのありのままの業務内容はコチラを！（動画インタビュー）
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いま、９割本が流行っている。最近の本は表紙が「９割」だらけ、と言っても過言ではないが（過言）、
特に「人は話し方が９割」などの９割本が大人気。まぁ確かに、そうかもしれないね。話し方は大事だからね。人は。
人はね。と、もっともであるが、ってことはこれ、
犬もそうだと言えよう。つまり、犬のそれは「吠え」なので、「犬は吠え方が９割」と言えるであろう。結局犬って人に飼われる限り、どれだけ「吠え」で思いを伝えられるかが重要なのである。というのも
うちの犬がまさにそうだから。つまり我が愛犬ももは、ちゃんといろんな言葉を話す（吠える）ことで我々と上手くやっているので、そんな生物にとっての命題を、衝撃動画とともに証明してみたいと思う。
まずはこちら、
朝は必ずバナナを食べるのだが、僕が食べていると、もも
ガン見してくる。欲しいらしい。で、徐々にバナナが食べられていき、なくなってくると、
超アピールしてくるのである。そこで、最後のかけら（ほぼ無）になってきたので、ちゃんとバナナが欲しいなら
「バナナ」と吠えて（＝言って）くれたらあげよう、ってことで、一体ももは本当に言うのか、その衝撃の一部始終を収めた、衝撃の動画がコチラ！
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おわかりいただけただろうか。これは見事にバナナと言ってくれたであろう。決して犬バカ解釈ではない。バナナと言ったのである！このようにやはり犬は吠え方が９割だと言えるので、他にも見てみよう！
朝、たまにパンを食べる時がある。
で、また、ももはすでにロックオン。食べ具合をガン見している。欲しいようである。
そして、またドンドン食べられていくにつれ
ももは見苦しく、パンくれアピールしてくるのであった。
なら「パン」と言ってくれたらあげよう、ってことで、その衝撃の一部始終をおさめた、動画がコレだ！
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と、「パン」と。ほぼ「ワン」？ いや、「パン」と言ってくれたのだ！ 決して飼い主主観ではない。「ワン」？ いや、「パン」と言ったのであった！
たまに僕が外出しようと、
玄関までくると、ももはちゃんと
見送りに来る。あら、いいコ。飼い主との別れを惜しみに、来てくれるのかしら、と思ったら、実は見送りに来たら、ちょいとドッグフードをあげるので、それ目当てで毎度来るのである。
飼い主としては虚しい限りだが、その際にもも、ちゃんと僕に「バイバイ」と言ってくれるのであった。その衝撃の動画が、コレだ！
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と、「バイバイ」と言ってくれたのであった！ 決して無理矢理ではない。言ったのである！
父は、ももにすごく食べ物を与えてしまうので、もも、食事中は、父によくくっついている。よって食事の時間に、
父がまだ２階でテレワークしてて、なかなか降りてこない時、
父を待ちわびている。そんな時ももは、父早く来い、という思いから
「お父さん！」と呼ぶのである。ではあらためて、言わせてみよう。その衝撃の動画が、コレだ！
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と、見事に「お父さん」と呼んだのであった。決してこじつけではない。呼んだのであるッ！
たまにもも、部屋の片隅の箱を凝視。
実はこの中に
もものおやつが入っている。大量に。実はこれ、なんだか年明けに、犬の福袋なるモノが売られていて
なんとなく買ってみたら、こんなことになったわけである。それゆえおやつとしてあげているので、
それへの通過儀礼として、おやつが欲しい時には、「おやつ」と言ってくるのである。では言ってもらおう、その衝撃の動画が、コチラ！
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欲しがり過ぎで見てられないが、「おやつ」と言ってくれたのであった！ 決して曲解ではない。言ったのである！
ももはいつも
午後４時にゴハンを食べる。それゆえか
見事な体内時計で、４時になると
しっかり起動。そして我々に「４時よ（ゴハンくれ）」と
ガンガンアピールしてくるのであった。ヒくほどの体内時計だが、では改めて、ももが「４時よ」と言ってくる、衝撃の動画が、コチラ！
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と「４時よ」と言ってくれたであろう。決してフェイクニュースではない。「４時よ」と言ったのである！
それにて第一段階はクリア。もうゴハンあげてもいいんだけど
時間だけ言われても困る。しっかりと、自分の思いを主張してもらおう。
改めて正式に「ゴハンくれ」と言ったら、正式にあげようってことで
言ってもらおうじゃないか！ その衝撃の動画がコチラ！
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と、「ゴハンくれ」と、ちゃんと「くれ」まで言ったであろう。決してミスリードではない。ちゃんと「ゴハンくれ」とまで言ったのだ！
そしてもも、夜になると、ある飲み物を異様に欲しがることになる。
それが豆乳（無調整）。なんだか一度あげてみたらえらいハマってしまって、毎日ちょっとずつあげ続けることに。
正直、人間は誰も飲んでおらず、もも一人で飲んでいる。それはそれでどうなのか。では、そんな豆乳が欲しい時にも
「豆乳」と言うので、言ってもらうことにしよう。その衝撃の動画がコチラ！
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と、豆乳への思いから、「豆乳」のみならず、なんと「無調整」とまで言ってくれたのであった！ 決して恣意的編集ではない。言ったのである！
そんな当犬、もう欲しいものは何でも言うみたいなので、いっそのこと、何でも言わせてみよう。そこでこちら、ごくまれに食べる
ケンタッキー。とうてい犬にはあげられないけど
まぁ欲しがる。超ガン見。こうなっては、これも勢いで
「ケンタッキー」と言ってくれるのではないだろうか！ フレーズ的に犬のスペックはとっくに超えているが、その衝撃の動画がコレだ！
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と、「ケンタッキー」と言ったのであった！ 決して戯れ言ではない。言ったのである！ さすがケンタッキーフライドドッグ。でもこれはあげられません。
…と、総じてメディアリテラシーが問われる事態ではありましたが、
犬は話し方（吠え方）が９割であることがわかってもらえたかと思うので、犬を飼っている方も飼っていない方も、参考にしていただけたら幸いです。ではまた。
