iPhoneはAndroidに比べて圧倒的に価値が目減りしない――。これをデータで裏付ける追跡調査を、米国のスマホ価格比較サイトが行って話題になっている。
これは、スマホ価格比較サイト「SellCell」が自社ブログで公開したもので、Appleの「iPhone 13」シリーズ、Googleの「Pixel 6」シリーズ、さらにSamsungの「Galaxy S22」シリーズについて、発売から2カ月後の減価償却率を比較している。SellCellが定める中古スマホのステータスには「良好」と「新品同様」があるが、発売後2カ月の時点での減価償却率の平均は、「Galaxy S22」では良好が51.1%、新品同様が46.8%、「Pixel 6」では良好が43.5%、新品同様が41.5%と、価値が概ね半減しているのに対して、「iPhone 13」では良好が19.1%、新品同様が16.4%と、価値が2割程度しか下がっていないという、リセールバリューの圧倒的な高さがデータからも明らかになっている。日本国内との差異はあるかもしれないが、「なぜ、ほかのスマホよりも高価なiPhoneを買うの?」と家族に詰め寄られている人にとっては、家族を説得する材料になるかもしれない。ちなみに元記事のデータを見る限り、発売から1カ月後の価格下落が2カ月後にはやや反発していることから、1カ月後にあわてて売るよりも、2カ月後のほうが高値で買い取ってもらえる可能性が高いことも分かる。