運動習慣のない中年世代の皆さんにお伝えしたいことがある。生活上の事情が色々あってなかなか習慣づけるのが難しいとは思う。けど! 運動した方がいい!! 強くそう言いたい。
そりゃ、もちろん体型的に整っている方がいいんだけど、それだけじゃない。見た目だけのために運動するわけじゃないんだと、私(佐藤)は痛感したのだ。
というのも最近内科で検査を受けた後に、お医者さんにいわれた一言でゾッとした。6年前にポールダンスを始めていなかったら危なかった……。
・6年で劇的に体型が変化
これまで何度も過去の体型を振り返っているんだけど、改めて見た目の変化をお伝えしたい。2016年頃の私は人生でもっとも肥えていた。70キロオーバーの丸々太ったぽっちゃりおじさんだった。
ジムに通っていたけど効果の薄い運動を繰り返しているだけで、「ジム通い」を言い訳に好きなものを好きなだけ食っていた。そりゃ太る。そして痩せないわな。
このままじゃイカン! と思い食生活を少し見直して、同年12月からポールダンスを習い始め、今もどっぷりとハマっている。現在の体重は61キロ。肉付きもよくなって「細マッチョ」になっている。とにかく何をするにも身体が軽い。
当時と今はもはや別人級である。しかも6年もの時を経ているのに、若返っているようにさえ見える。
見た目もさることながら、身体の状態もあまりよくなかった。2017年3月に受けた人間ドックで肝臓の数値がかなり思わしくなかったのだ。
健診結果の判定は要精密検査の「E」。肝機能の指標とされる数値の1つ「γ(ガンマ)-GTP」は基準値(50以下)のおよそ5倍もあった。その当時、内科にかかって薬を飲んでいたのだが、効果を実感できないままに通院を終了している。
・脂肪肝だったかも……
そこから年を追うごとに全体的な数値は低下していき、つい先日、最寄の内科で血液検査を受けたところ、お医者さんに「100点ではないけど、かなり良くなってる。このまま経過観察ってところだね」と言われた。とくに薬も処方されていないのに良くなっててよかった!
そのお医者さんは2017年の数値について、次のように予測した。
「ひょっとすると、この頃の数値が良くなかったのは「脂肪肝」だった可能性があるね。でも、運動を続けて食事にも気を付けてるから、数値が良くなってるね」
何だって!? 脂肪肝だと! 仮に本当に脂肪肝だったとしてポールダンスを続けていなかったら今頃どうなっていたんだろうか……。
脂肪肝は「肝硬変」や「肝臓がん」に進行する可能性があるという。ってことはやっぱりポールダンスを続けてきて正解だったんだ。やっていなかったら……と想像しただけでゾッとする。やってて良かったポールダンス!
そんな訳で、「運動しなきゃな」って思っている人は、臓器を健康に保つためにもすぐに始めることをおすすめしたい。なんでもよいから始めてみよう! それから定期的に健康診断・人間ドックも忘れずに。