人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」を手掛けるYuga Labsは米国時間4月30日、同社のメタバースプロジェクト「Otherside」の一環として、メタバース内の10万点の土地証書からなるNFTコレクションを売り出した。このコレクションへの関心は過剰に膨れ上がり、イーサリアムのブロックチェーンで処理できる範囲を超えた。ユーザーらは失敗した取引のために数千ドルの手数料を支払う羽目になった。
提供:Yuga Labs
Yuga Labsはイーサリアムに及ぼした影響について謝罪し、取引が失敗したユーザーには手数料を払い戻すとツイートした。
Lost 00 in gas fees and didn’t successfully mint a Otherside plot. Very fun times.
— Bryan Brinkman (@bryanbrinkman) May 1, 2022
We’re sorry for turning off the lights on Ethereum for a while. It seems abundantly clear that ApeCoin will need to migrate to its own chain in order to properly scale. We’d like to encourage the DAO to start thinking in this direction.
— Yuga Labs (@yugalabs) May 1, 2022
OthersideはYuga Labsが手がけるメタバースで、20万区画の土地で構成される仮想世界であり、その土地はNFTとして購入、所有、取引される。NFTとして販売される土地という概念は分かりにくいが、取引を行う人々は、頻繁に訪れるメタバースの土地が高騰することを期待している。「フォートナイト」のようなゲーム世界の中心地にある建物を所有し、それを使って好きなことができると想像してみるといい。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。