Epic Gamesが2022年3月20日から2022年4月3日までのフォートナイトにおける収益のすべてをウクライナへの人道支援に充てると発表しました。なお、フォートナイトは2022年3月20日に新シーズンのチャプター3シーズン2がスタートしたばかりなので、多くの収益が見込めるタイミングでの援助となります。
ウクライナへの人道支援
https://www.epicgames.com/fortnite/ja/news/support-humanitarian-relief-for-ukraine
Epic Gamesによると、2022年3月20日から2022年4月3日の間にフォートナイト内でアイテムを現実の通貨で購入した場合、その全額がウクライナへ送金されることとなる模様。フォートナイトで現実の通貨で購入できるアイテムは、ゲーム内通貨のV-Bucks、月額サブスクリプションサービスのフォートナイトクルー、ギフト用バトルパス、ビジュアルパックなど。これらの購入金額がすべてウクライナへの支援に充てられる模様。これに加えて、小売店舗などで購入したコスチュームパックやV-Bucksについても、支援期間内にゲーム内で引き換えを行った場合、支援金となります。ただし、ゲーム内通貨のV-Bucksを使用しても現実の通貨を用いた購入とはならないため、支援金が発生するわけではありません。
Epic Gamesは期間中の収益をDIRECT RELIEF・国連児童基金(UNICEF)・国際連合世界食糧計画(UNWFP)・国連UNHCR協会 – 国連難民高等弁務官事務所という4つの人道支援団体に寄付するとしており、各団体は健康支援、食料、浄水、必需品、法的支援や安全な場所の提供を含む、緊急援助を現地で行っているとのことです。
また、Microsoftは2022年3月20日から2022年4月3日までの期間にMicrosoft Store上で購入されたフォートナイト関連コンテンツの純売上高を、支援金として提供するとしています。なお、フォートナイトはPlayStation 4/5やNintendo Switchなどでも配信されていますが、これらのプラットフォームに関する情報は一切ありません。
この記事のタイトルとURLをコピーする
・関連記事
15億円超の支援金が「買えばウクライナをサポートできるゲーム詰め合わせセット」により集まる – GIGAZINE
ウクライナ支援の目的で「DOOM II」の生みの親であるジョン・ロメロ製作の有料DLCが配布される – GIGAZINE
「S.T.A.L.K.E.R.」「Cossacks」などを開発したウクライナのゲームスタジオがウクライナ軍への寄付を訴える – GIGAZINE
ロシアでのゲーム販売をActivision BlizzardとEpic Gamesが停止 – GIGAZINE
ついにロシア向けPlayStationの出荷停止、さらにPlayStation Storeの運営も停止 – GIGAZINE
・関連コンテンツ