ボイルえびしか頼まない【海老寿司日記】第4回:まぼろしの「かっぱ寿司」で感じた圧倒的アウェー感

ロケットニュース24

もちろん名前は知っていたが、実際に行ったことも、見たこともなかった。私にとって「かっぱ寿司」は “まぼろしの回転寿司” に近い存在だった。

しかしいざ実際に「行く」となったら、別の意味でまぼろしだった。なぜって、めちゃんこ行きにくい場所ばかりにあるのだ(都内の場合)。しかし回転寿司四天王の一角であるがゆえ、行かないわけにはいくまい。

ちなみに駅からはタクシーを使用した。それほどに行きにくい。でもやっとついた。ここが、かの有名な、かっぱ寿司……!

広いカウンター席に通され、


メニューで(ボイル)えびのチェックをすると……


なんと……


4種類しかなかった……。


しかも、そのうち2つは、フリッターが乗っているだけ(まるエビの天むす風にぎり)のマヨがあるかないかだけという……


つまるところ、実質的には……


えび(小・大)と、フライ系の2種類のみ──!

あれだけメジャーかと思っていた「えびアボカド」も無い(2022年3月上旬時点、販売中止中)とは……なんとなく “違う国” に来てしまった感さえある。圧倒的なアウェー感。とにかもかくにも、まずは初手……


えび……!(税込110円)


ふむ……


なるほど。


めくって


ニュ〜で、


もどして


お醤油かけて


ぱくり


うん、しょぼ……


_人人人人人人人_

> ……くない!! <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


見た目に反して味はしっかり。濃い、と言っても良いかもしれない。薄いけど歯応えもよし。これ2貫で100円(110円)なら良い感じだな……。しかしながら、気になるのは

お値段2倍のビッグなやつ。(活〆大ぶりえび / 税込220円)


こっちのほうがウマそうだ……


と思いきや!


個人的には “ナシ” だった。味よし、大きさよし、歯応えよし、なのだが、何度食っても “そこはかとない生臭さ” が消えないのだ。「ノーマルえび」にはない生臭さの正体は何なのか? いずれにしても、ナシ。


あとは、フリッター的な「天むす風(税込110円)」は、ノーマルのほうに塩をつけて食べるのが美味しかった。けど、天むすというより「フリッター寿司」って感じである。なお、マヨのほうは「普通の味」だった。


ちなみにリピは、


強いて言うならノーマルえびだけど……

ボイルえび好きの人なら、かっぱ寿司はナシかなとぶっちゃけ思う。なぜって、やはり選択肢が少なすぎる。生えびを加えたら種類も豊富なのだが、ボイルとなると圧倒的にメニューが少ない。


何か嫌なことでもあったのか。どうしてそんなにボイルしたエビを避けるのか。まさか、エビを湯せんしたら おせんべいにされるとか思っているのではあるまいな? カッパだけに。カッパえびせん。おあとがよろしいようで。


参考リンク:かっぱ寿司
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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