Windows 11、旧ゲームのウィンドウ表示での性能を向上

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旧ゲームのウィンドウ表示最適化機能

 Microsoftは16日(現地時間)、Windows 11で従来のDirectX 10/11ゲームタイトルにおいて、ウィンドウ/ボーダレスウィンドウ表示時の最適化を行なうと発表した。現在ではWindows InsiderのDevチャネルで配信されている、ビルド22545以降で利用でききる。

 DirectX 12に準拠した新しいゲームでは、フリップモデルと呼ばれたプレゼンテーション手法で描画されており、レイテンシの削減が実現できているが、従来のDirectX 10/11タイトルの多くは従来から用いているbltモデルとなっている。

 新しい最適化機能を利用すると、従来のゲームもフリップモデルを利用するようになり、レイテンシ削減を実現できるという。

 垂直同期が無効の場合はテアリングが発生するため、垂直同期をオンにするか、ゲーム内のフレームレートに合わせてディスプレイのリフレッシュレートを変更して対処する。より低レイテンシを実現できる可変リフレッシュレートのディスプレイを利用しても良いが、フレームレートがリフレッシュレートを上回る場合はテアリングが発生してしまう。

 最適化は設定→システム→ディスプレイ→グラフィックの中の「既定のグラフィックス設定を変更する」の中に用意されている。アプリごとに設定を適用するかどうかを指定することもできる。

 なお、フルスクリーン表示の場合は、以前より同様の最適化機能が働いている。

アプリごとに最適化を行なうかどうかも指定できる

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