静岡県熱海市は、市内のワーケーション、オフサイトミーティング、コワーキングスペースの情報を集めたウェブサイト「熱海ワーケーション」を開設した。ワーケーションなどが行える施設のほか、休みの日の過ごし方、セミナー/イベント、仕事や観光の研修プランが掲載されている。
日帰り向けの施設は「DAY」、宿泊施設は「Stay」、ミーティングルームやコワーキングスペースなどのワークスペースは「Workplace」として3つに分類して掲載。いずれもWi-Fi、ホワイトボード、プロジェクター/スクリーン、HDMIケーブル、RGBケーブル、電源、複合機など、仕事に必要なものがそろっているか確認できる。
「DAY」と「Workplace」では、熱海駅から徒歩2分の会議室「レンタルスペースあたみ庵」、熱海銀座商店街内に位置するコワーキングスペース「naedoco -atami collaboration workplace-」、海まで1分という場所に位置したコワーキングスペースやミーティングスペースの「マリンスクエア(2・3F)」などが紹介されている。
「Stay」には、1泊3740円で宿泊も仕事もできるゲストハウス「カフェバー&ゲストハウスennova」、1棟貸し切りで調理器具や家電もそろった「森の中の温泉付貸別荘 エンゼルフォレスト熱海自然郷」、全室オーシャンビューのタワー棟と温泉から海が見える大浴場を備えた「熱海後楽園ホテル」などが掲載されている。
「研修プラン」のモデルケースも掲載されており、「各種ワークショッププログラム」として、要望する研修プランに合わせてスケジュールの設計から講師の手配も行う。
また、仕事だけではなく休暇の過ごし方として、公園の散策と遊覧船から熱海を望む「視点の転換 熱海港の歴史案内コース」、川から海に流れてくるプラスチックごみを回収してからプラスチックごみが環境に与える影響などを学ぶ「海洋プラスチックごみ問題を知るプラキャッチプロジェクト」が挙げられている。
熱海市では、同市は「首都圏から近い」「豊富な温泉」「素晴らしい景観」というワーケーションに適した立地だとして、今後も熱海市内の情報を発信していくとしている。