Uber Eatsをかたり、フィッシングサイトへ誘導するメールの報告があったとして、フィッシング対策協議会が緊急情報を公開した。同サイトは1月28日8時時点では稼働中で、類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあるため、引き続き注意が必要だ。
フィッシングメールの件名は、以下のものが確認されている。また、これ以外の件名が使われる可能性もある。
- 【重要】ウーバーイーツ ご注文内容の確認 [メールコード UE●●●●]
- 【重要】Uber Eats ご注文内容の確認 [メールコード UE●●●●]
メール本文は以下のような内容が確認されており、Uber Eatsの利用を確認する自動メールを装って、記載されたURLへアクセスするよう誘導している。
この度はEウーバーイーツをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
以下のご注文内容がご利用店舗まで届いております。
※本メールは、お客様のご注文情報を受けた時点で送信される自動配信メールです。(フィッシング対策協議会の緊急情報より一部抜粋。原文ママ)
誘導先はUber Eatsの会員ログイン画面を装ったウェブサイトで、電話番号またはメールアドレスの入力が求められる。
誘導先のフィッシングサイトのURLは、以下のものが確認されている。
https://www.●●.uob●●●●.com/
このほかのドメイン名やURLが使われる可能性もあるため、注意が必要だ。
フィッシング対策協議会は、「フィッシングサイトは本物のサイトの画面をコピーして作成されることが多く、見分けることは非常に困難」と指摘する。
その上で、類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあることから、サービスへログインする際はメールやSMSのリンクを利用するのでなく、公式アプリやウェブブラウザーのブックマークからアクセスするよう、注意を促している。また、フィッシングメール対策には迷惑メールフィルターが有効であるとして、設定を推奨している。