2022年1月24日から全国のコンビニで発売開始となった『チキンラーメンチョコフレーク』が大きな話題を集めている。本商品は日清食品の「チキンラーメン」と、日清シスコの「チョコフレーク」のコラボ商品で、メーカー希望小売価格は税別140円だ。
かねてから「チョコレートとしょっぱい系の組み合わせはガチ」と定評があるように『チキンラーメンチョコフレーク』も当然美味しいと思われていた……のだが。実際に食べてみたところ、評価が真っ二つに割れる事態となってしまったのでお知らせしよう。
・安定の甘じょっぱい系
厳しい言い方をすると「チョコレート」と「しょっぱい系」の組み合わせは、今や珍しくも何ともない。これまで市場には「チョコレートポテトチップス」のような商品が多く流通してきたし、そのほとんどが実際に美味しかった。
そういう意味で『チキンラーメンチョコフレーク』も高確率でウマいと予測できる。味はもちろんのことコーンフレークのザクザク食感と、チキンラーメンのポリポリ食感もいい方向で結果を出してくれるに違いない。だがしかし……。
冒頭でもお伝えした通り『チキンラーメンチョコフレーク』は「美味しい」という声と「マズい」という意見が真っ二つに割れる意外な結果に。正直に申し上げると個人的には「どちらかというとマズい」と感じている次第だ。
・明かな落とし穴
さて、商品名こそ『チキンラーメンチョコフレーク』ではあるが、同商品はかなり厚めにチョコレートがコーディングされているため “チョコレート” に近いかもしれない。イメージとしてはチョコレートが本体で、食感としてコーンフレークとチキンラーメンがある感じだ。
で、で、で。
問題は味である。第1印象は基本的にチョコレートなので全くマズい気配は感じず、むしろチキンラーメンの塩分もいい具合。「はい、ウマいやつでした」となるかと思いきや……
後味がマズいだと……?
そう、チキンラーメンチョコフレークは華麗なスタートダッシュを決めつつも、後味が大変微妙なお菓子である。口からチョコレートがいなくなった途端に姿を現すチキンラーメンが、何とも言えない後味の悪さを醸し出している。
・他の人にも食べてもらった
あれ……ちょっと不味くない? そう感じたため、いちおう他の記者にも試食してもらうことに。すると……
「後味がちょっと気持ち悪いね」
「後からチキンラーメンが来ますね……」
「僕はこの程度なら気にならないかな?」
……などと意見が割れてしまった。結果的にただ1つ言えることは、決して「絶対にウマいんでしょ?」的なお菓子ではないということ。別の言い方をすると、チキンラーメンの存在感を隠していない “正直な商品” とも言える。想像以上にチキンラーメンが強い。
・あくまでチキンラーメン
まとめると、チョコと塩分の組み合わせは良し、コーンフレークとチキンラーメンの食感もよし、ただチキンラーメンの後味は結構強烈……というのが個人的かつ率直な感想だ。どうせウマいと期待していた分、非常に大きな落差を感じずにはいられなかった。
とはいえ、これはあくまで個人の感想であり食べられないほどマズくはない。果たしてあなたは『チキンラーメンチョコフレーク』をどう感じるのか? ぜひご自身で確かめていただきたい。