SpaceXの創設者、Elon Musk氏が次世代「Starship」に望む野心的な目標は、素早く再利用できるようにすることだ。Starshipを起動して、ロケットブースターを戻し、それを修理し、素早く次のStarshipを打ち上げる。このビジョンは工学的に非常に難しい要素をはらんでいる。それは、打ち上げとブースター回収に使うタワーだ。
このユニットはStarshipの打ち上げとその後のブースター回収のために作られている。
提供:Elon Musk video screenshot by Amanda Kooser/CNET
Musk氏は米国時間1月9日、「Starshipの打ち上げ&回収のタワー」と、動画を添えてツイートした。この31秒の動画では、タワーの構造が映し出されており、Starshipを大気圏外に導いた後の「Falcon Heavy」ブースターを回収するためのアームが見て取れる。
このタワーはテキサス州にあるSpaceXの「Starbase」で建設中だ。
Musk氏が「Mechazilla(メカジラ)」と呼んだこともあるタワーは、ロケットの打ち上げのサポートもできるように設計されている。宇宙関連ニュースサイトNASAspaceflight.comのChris Bergin氏はタワーの試験に注目し、その様子を動画で共有している。
The Chopsticks are certainly moving faster to the point you no longer need to timelapse.
Nic (@NicAnsuini) view. https://t.co/APLl78W8fn pic.twitter.com/7UBgBUi5yI
— Chris Bergin – NSF (@NASASpaceflight) January 10, 2022
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。