近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんは財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺しました。赤木さんの妻・雅子さんが、国に賠償を求めた裁判で、国側は一転して賠償責任を認め、裁判は終結してしまいました。
国が責任を認めたのは大きいという見方があります。
森友問題で国が一転、賠償責任を認めました。
ようやく第一歩ですね。
森友問題は深刻な政治事件です。
政治家はまだ、誰も責任をとっていません。・森友改ざんで国、赤木さん側への賠償責任認める方針 https://t.co/Sndqt7V3XJ
— Dr.ナイフ (@knife900) December 15, 2021
一方で、国賠訴訟で真相究明をするのはなかなか難しいようです。
よほど上司らの証人尋問をやりたくなかったんでせう。村木厚子さんの時も認諾だった。真相解明目的の国賠は、到底認諾できない億単位の請求にしないと、目的を達せられないのか…→森友公文書改ざん巡る国賠訴訟 国側が赤木さん側の請求を認めて終結:朝日新聞デジタル https://t.co/p9kYlkx01t
— Shoko Egawa (@amneris84) December 15, 2021
「責任を認めて賠償金も払った」と言うのかもしれませんが、その原資は税金です。
この「1億円」の原資は税金。赤木さんの妻が「森友公文書改ざん事件」の真実を知りたいとの思いで起こした訴訟に、多くの国民が共感している。その訴訟で「真実を覆い隠すための費用」を国民に負担させるという、あまりに理不尽な話。こんなことを許してよいのか。➡https://t.co/eOWr70O2UH
— 郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 (@nobuogohara) December 15, 2021
朝日新聞や野党にも責任があるという指摘もあります。
杉尾と小西が財務省にどなりこんだ翌日に、赤木氏は自殺した。夫人はどうして野党の責任を問わないのか。それとも新聞が書かないのか。 pic.twitter.com/7BUyjCqMNT
— 池田信夫 (@ikedanob) December 15, 2021
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赤木雅子さんは、「夫がなぜ死んだのかを知りたい。そのための裁判でしたので、こんな形で終わってしまったので悔しくて仕方がないです。」と述べています。
行政の事なかれ主義が最悪の結果を生んだ本件。真相究明はできないのでしょうか。