ナイキ、本社を模した「NIKELAND」をメダバース空間にオープン

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 スポーツブランドのナイキは11月18日(米国時間)、オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」内のメタバース空間に、米国オレゴン州にあるナイキ本社を模した「NIKELAND」を開設したと発表した。

NIKELANDの風景

 NIKELANDでは、トランポリンでの鬼ごっこなどのさまざまなミニゲームが楽しめるほか、ショールーム内でナイキの「エアフォースワン」や「エアマックス2021」などの製品を試すこともできる。また、自作のゲームがつくれる「Roblox」の特徴を活かし、独自のミニゲームも作成できる。

ナイキの製品を試せるショールーム

 また、ミニゲームでは、スマートフォンなどの加速度センサーを利用した「オフラインの動きをオンラインで実現」することができるのも特徴。実際の身体の動きを利用し、ロングジャンプやスピードランなどの技を繰り出すこともできるようだ。

 CNBCの11月2日(米国時間)付けの報道によると、10月27日と28日(同)にブランドスローガンとロゴ、ナイキのバスケットボールシューズ「エアジョーダン」と「ジャンプマンロゴ」など7つの申請書を米国特許商標庁に提出していた。これはメタバースでの展開に向けたものと思われ、10月には“デジタル製品”のデザイナーを求人募集するなど、メタバースでの本格展開に向けて動いているようだ。

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