日本マイクロソフト株式会社は、「Windows 11 モダン ライフスタイル」と題した記者説明会を開催し、同社およびPCメーカーパートナー各社の年末商戦に向けた施策や取り組みについて紹介した。
冒頭では、同社執行役員 コンシューマー事業本部長 竹内洋平氏が挨拶。コロナ禍により、個人でもリモートワークやリモート授業といった機会が増え、ユーザーがPCに触れる機会が以前と比較して3割り程度増加。スマートフォン以上にPCを使う時間が増えている中、こうしたライフスタイルの変化に合わせて、必要な情報がより簡単に見つかる、素早くアクセスできるOSとしてWindows 11が登場したとその背景を説明した。
具体的には、ディスプレイに合わせて複数ウィンドウのスナップを提案し、情報を参照しながら資料を作成するといったマルチタスクをしやすくしてくれる機能、ウィジェットによるニュースや最新情報への容易なアクセス、Teamsの統合による会社/家族間のシームレスなコミュニケーション、AutoHDRやDirectStorageといった技術のサポートによる快適なゲーム環境などを挙げた。
加えて、Windows 11とともに、Office 2021や、Xbox Game PassのXbox Cloud Gamingベータの提供も開始し、仕事にもプライベートにも最新の環境を提供開始したことをアピールした。
その中で、家電量販店などで最新のWindows 11搭載PCを体験できるコーナーなど、年末商戦に向けた取り組みを開始。PCメーカーパートナー各社とともに、キャンペーンやプロモーションを通じて認知度を高めていくとした。
Dynabook株式会社は、15.6型の「dynabook C」シリーズを主力に据える。この製品では「AIノイズキャンセラー」を搭載しており、チャイムや工事音といった突発的なノイズも消すことができ、リモートコミュニケーションに最適とした。キャンペーンとしては「Windows 11を使うならdynabookキャンペーン」を展開。対象dynabook購入と応募で、抽選で10名にQUOカードPay 10万円分、1,000名にQUOカードPay 1,000円分をプレゼントする。
デル・テクノロジーズ株式会社は、13.3型の「Inspiron 13」をアピール。16:10の4辺狭額縁QHD+ディスプレイや、物理シャッター付きのWebカメラ、スマートフォンと連携できる「Dell Mobile Connect」機能を特徴として挙げた。キャンペーンとしては、即納モデルを低価格で販売するほか、購入者に対して抽選でプレゼントが当たるキャンペーンを開催する。なお、キャンペーンの詳細については12月9日にSNSで告知するとのこと。
株式会社日本HPは、「HP ENVY x360 13-bd」を冬商戦の主力とする。覗き見防止フィルタ機能の「HP Sure View」や、物理的にカメラをオン/オフできるスイッチ、マイクミュートスイッチ、指紋センサーなど、セキュリティ製を高めた。キャンペーンとしては、ENVYユーザーに対しAdobe Creative Cloud 1カ月間無償利用権の提供を行なうとしている。
富士通クライアントコンピューティング株式会社は、「FMV LIFEBOOK UH90/F3」を推す。13.3型世界最軽量だけでなく、有線LANやSDカードスロットといった豊富なインターフェイスの搭載、AIノイズキャンセリング、スマホカメラ転送といった機能が便利だとした。キャンペーンとしては「トリプルアシストキャンペーン」と題し、乗り換えキット(クロスLANケーブル、USBメモリ(32GB)、説明書)を店頭配布するほか、「パソコン乗り換えなんでも相談窓口」を開設し、移行に際してのユーザーの悩みや相談に対応していくとした。
NECパーソナルコンピュータ株式会社は、“家庭内モバイル”が増えている実態を踏まえ、あえて13.3型でも15.6型でもないちょうどいい14型の「LAVIE N14」をアピール。「ミーティング機能」や、リフトアップヒンジで打ちやすいキーボードなどが特徴とした。キャンペーンとしてはZ世代をターゲットに、人気タレントを採用したCMや広告を展開する。
レノボ・ジャパン株式会社は、学生向けに「IdeaPad Duet 350i」をアピールする。着脱式でタブレットとしても使え、キーボードと組み合わせても約874gと軽量で、デジタルペン同梱でノートも取れるとした。プロモーションとしては、YOGAシリーズを中心に、バーチャルモデル「imma」を起用した展開を行なうとしている。
最後にMicrosoft自身としては、学生向けの取り組みを強化し、大規模なキャンペーン展開を行なうほか、ベネッセと協業し、PCをより楽しく使う、PCがどのように生活に役に立つか学べるコンテンツ、なるり先生とコラボした「なるりMusic Video作らナイト」といったコンテンツの展開を行なうとした。
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