ビッグローブ株式会社は11月18日、福島県の磐梯熱海温泉にて「ワーケーションを活用した観光支援事業」に関するモニターツアーの参加者の募集を開始した。ツアーは2行程あり、実施日程と定員は「萩姫の湯 栄楽館」に宿泊するツアーが12月12日～15日で定員7人、「旅館 深山荘」に宿泊するツアーが12月13日～16日で定員3人、いずれも3泊4日で宿泊費などが無料。定員に達するか、11月26日17時で募集締め切りとなる。
このツアーは、磐梯熱海温泉旅館協同組合との共同企画、株式会社JTB福島支店による旅行企画・実施協力のもと行われる。ビッグローブが2021年3月より実施する温泉地でのワーケーション実証実験「TRY ONSEN WORKATION プログラム」の一環で、磐梯熱海温泉旅館協同組合が実施するワーケーションを活用した観光支援事業に、ワーケーションのノウハウを提供し、その効果を検証することが目的となる。
ツアーでは宿泊費のほか、ツアー中の朝食3回、昼食3回、夕食3回の料金が無料分に含まれる。また、磐梯熱海温泉駅までの交通費は立て替えとなる。それ以外のランチ2回分などは参加者の負担が必要。
参加者への協力依頼内容が3つある。1つ目は「“磐梯熱海のワーケーションのカタチ”をともに考えてくれる方」であること。2つ目は自身のSNSアカウントや企業のウェブサイトで情報発信に協力できること。3つ目は、最終日のモニターツアーに関するアンケートに回答することだ。
また、応募条件として、在宅勤務・テレワークを導入している企業の従業員であること、新型コロナウイルスワクチンを2回接種済みであることなどが設定されている。希望者は募集内容の詳細を確認のうえ、電話またはFAXにて委託先であるJTBビジネストランスフォームに応募する。
