感染予防アイテムとして、おなじみのアクリル板。
会社とかにもあったりするが、家にも投入してみたところ、なかなかの断絶感になった。
まぁ板だし。
そしてさらに、家に犬が居る犬バカ家族にとっては、犬とも断絶してしまい大打撃なことに。
そこで今回は、犬とも断絶しない、究極のアクリル板を作ってみたのであった!(そしたらキモかった!)
というわけで、
どん!?と、いきなり映えない透明っぷりで恐縮だが、コレいわゆる「アクリル板」ってやつである。コロナ禍な昨今、テレビ業界をはじめ、会合の際などの
感染予防アイテムとして大活躍している。ってこととはこれ、家族がいる家においても、予防のためにあってもいいヤツであろう。が、実際、家に設置してみると、
わりとそっけない。透明だが、結構な断絶感が。これでは会話も弾みにくい。まぁそんな話さないが。(ちなみに、妙に目につく背景の謎のデカ絵は過去作品ゆえ無視してください。)
さらには、ソファに普通に座ってる愛犬ももとも
やはり断絶感が。これでは会話も弾みにくい、犬だけど。
ただこの事態は、犬が生活の主軸となっている犬バカ家族にとっては、大打撃と言えよう。
こうなっては、世の犬家族のためにもなんとかしなければ! 愛犬とも断絶しない、犬家族専用のアクリル板を生み出そうではないかッ!
と、また謎の衝動に駆られていくが、つまりはまず、この透明のキャンバスに、愛犬(うちの場合は柴犬)の身体の絵を描いていこう。どういうことかはいずれわかる。わからないかもしれないが、
座ってた際に、身体各部の位置をテープでアタリをつけておくことが大切だ。それを目安に、描いていくってわけさ。
主線はマジックでね。下書きはナシ。
失敗は許されない、いらぬ緊張でやっていこう。
妙な筋肉質感は多めに見てほしい。
常にドラゴン鳥山リスペクトなタッチってことでね。
あいかわらず見に来る犬。いつものことながら、何してるのかは説明しにくい。
なおも、ミスは許されないので、全集中で作業を続ける。
なぜだかやたらガン見されながら、描き終えたところで、
続いて着色。アクリル絵の具で塗っていく。同じアクリルだけに。アクリルの意味は今度ググろうと思うが、せっかくアクリル板、透明なので、主線を生かせるよう、
色は裏面から塗っていこうぜ!ってことで元気に塗っていくが
なにぶんスペースがデカいので、地味に時間はかかる。
できるなら手伝ってほしいが、
あまり手伝う気はない模様。
そして、なおもなんだかガン見されるなか、そういやコチラ、
描くのは身体だけにして、顔部分だけは描かずに空けておこう。つまり、このアクリル板を設置して、そこに座っている人を横から見たら、見事な柴人間が完成!し、
みな柴犬となって、柴犬家族のための理想の予防システムが誕生するってわけやぁッ!!
わかっていない犬。まぁ自分でも何を言ってるかよくわからない。
そのまま犬に適宜妨害されながらも、細かいところまで陰影を施して
いつしか、絵は完成!
してしまったので、改めてリビングに設置!
ではこんな異物によって、一体いかなるビジョンが爆誕するのか、
実際にその隣にピッタリ座ってみた、その全貌が、これだ!!
!!? 柴犬!!? いや柴人間!? キモッ!!と、このように、感染予防できるうえに、見事なまでに柴人間(というか雑な人面犬)が誕生したのであった!!
そして、愛犬ももにも、隣に座ってもらったところ…
さっきのデフォルト板では種の断絶はあったが、それとは違って今回は、ほぼ同類!
W柴犬!! ほぼ区別つかず(柴過言)!!と、しっかり密は防ぎつつも、みごと柴犬になれて、
心は柴犬的に密になれる、犬的に究極的な予防システムが誕生したのであった!
ではその一方、当板、
僕のみならず、別の世代にもイケるのかどうか調べるべく、こんどは父親!が座ってみたところ…
柴父、爆誕!! と、またしてもキモイ人面犬となったが、なんだか絶妙なフィット感に。それにより、また種の断絶を超越し、
もももキュピーンと! 犬的にも一緒の種になれて、テンション激上がりなのであった! ありがとう、柴アクリル!!!
しかし、「人面犬」って本来、こんなまったり座り込んではおらず、もっとスピーディーだったので、人面犬的には、これで人面犬名乗られるのは心外であろう。
さらに一方、当板、僕らのみならず、異性においてもイケるのかどうか調べるべく、今度は母親!も、どうせなので座ってみたところ…
柴母、爆誕!! 何この家族!!と、なんだか人面犬選手権の様相を呈してきたが、
またしてもピッタリにッ! みんなして何このフィット感。ちなみに裏話としては、母、
メガネ&マスクの横顔だと、あまりに僕と似ていたので、いったん外してもらったのであった。でも、またも奇跡のキモ犬ビジョンが誕生し、犬的には、また一緒の種になれてテンション爆上がり!!
かは、わからないが、とりあえず無事、「柴人間家族」が誕生したのであった!!
…ということで、総じてキモくはなったが、これにより犬とも限りなく同種となり、
犬バカ家族にとっては、愛犬と断絶しない形で予防ができますので、みなさんもぜひ作ってみてくださいませ(チョー面倒)。ではまた。