自民党の麻生太郎副総裁が、北海道で街頭演説した中で「温暖化したおかげで北海道のコメはうまくなった」と発言したことが話題を呼んでいます。
暑くなった、温暖化した、悪い話しか書いてないけど、温暖化したおかげで北海道のコメはうまくなったろ? 北海道米は昔は厄介道米って言われてたじゃないの。それなのに今はコシヒカリだ、コチピカリだ、ねえ、なんか怪しげな名前だけど、おぼろづきとか名前をくっつけて金賞をとって、その米を輸出してんだよ。
そういったものは温度が2度、お米の花が実に変わるあのころの温度が2度上がった。それだけで売れるようになった。おいしいお米になって。それを輸出してる。
「コチピカリ」は「ゆめぴりか」の間違いのようですが、それ以外はこの発言は意外に間違っていません。
野党はお約束で批判しています。
でも北海道のコメが、質・量ともによくなったという人もいます。
昔は北海道の冷夏で育つ品種をつくるだけでも大変だったのが、温暖化で環境がよくなったのです。
かつて北海道のコメ作りは、食べたときの味わいまで行き届きませんでした。しかし夏の平均気温が高くなって、ようやくおいしいコメ作りができるようになったのです。
温暖化で北海道は住みやすくなります。地球全体をみても、温暖化で救われる命は失われる命より多いのです。
地球温暖化の被害は、その利益より本当に大きいのでしょうか。何百兆円もかけて防ぐ必要はあるのでしょうか。みなさんもマスコミを信じないで科学的データをみて、自分の頭で考えてください。