ハロウィンが近づいてきた。記者は例年なにか特別なことをするわけではないが、街がなんとなく浮ついた雰囲気になるので好きだ。
それにここ最近は、家で楽しむことができるアイテムも増えているしな。今年はひとつ試してみようと、ハロウィン限定の『はにわぷりん』を購入してみたところ……なにこれ、ええやん。
・自称1520歳のはにわ
『はにわぷりん』はその名の通り、はにわ型のマグカップに入ったプリンだ。仁徳天皇陵古墳などのある、大阪府は堺市発の商品となっている。
なんでも、こちらのはにわさん、設定があるそうだ。年齢は自称1520歳で1500年の眠りから目覚めた後、低血圧のため大仙陵古墳の前で倒れているところを通りすがりのお姉さん(大学院生)に拾われ、中にプリンを詰め込まれたのだとか。
研究対象として扱われたのか、愛玩用だったのか……定かではないが今ではプリンの入れものとして活躍しているらしい。これまでに多数の『はにわぷりん』が販売されているが、低血圧はにわ はたくさんいたのだろうか。謎だ。
細かいところが気になり、また妄想が広がるところであるが、そこは一旦さて置いて。さっそくハロウィン限定の『はにわぷりん』を開封してみたい。記者は2つのフレーバーが1つずつ入ったセット(送料別・税込2052円)をポチっとしたぞ。
・絶妙なはにわ感
テーマが「エレガント・ゴシック OSAKA×OSAKA」とのことで、容器は今回のために用意された新色だ。赤土による新色ワインレッドとブラック。ワインレッド色のはにわなんて、なかなかのオシャレさんである。
はにわは中身もスゴく、ワインレッドの方には “かぼちゃぷりん” が、ブラックの方には “チーズぷりん赤ワインソース” が入っている。ハロウィンらしく、オバケ型チョコなども乗っていてテンションが上がるな。
もうこのまま飾っておきたい気持ちになる絶妙な “はにわ感” であるが、そうもいかない。ありがたく、はにわの中身をいただくとしよう。
スプーンですくうと、程良い柔らかさであることがわかる。まずは “かぼちゃぷりん” から食べたら、ねっとりとした舌触りとかぼちゃの濃厚な甘みとがベストマッチ。プリンってなんだっけと、考え込んでしまう食感だ。
一方 “チーズぷりん赤ワインソース” は、上に乗っている赤ワインソースのコクとかすかな酸味がチーズの味との相性バツグン。このプリンをツマミに、ワインを飲みたくなってくるぜ……。いやあ、どちらも美味しいなあ。
・はにわ容器は繰り返し使うことができる
そしてなにより、入れものであるはにわを繰り返し使うことができるところが嬉しい。容器は両手で包むと、すっぽりと納まる小ぶりサイズだ。
ちょっとしたお茶を飲んだり、植物を植えたりと活用できそうだ。ハロウィン限定のカラーがまた良し。そこにあるだけで、思わずニヤッとしてしまう魅力があるぞ。
見てよし食べてよし、しかもずっと形が残るので嬉しくてよし。自分用はもちろん、ちょっとした贈り物にも喜ばれること請け合いだ。注文受付は10月28日まで、そして在庫終了次第締め切りとのことなのでお早めにどうぞ。