パ首位攻防戦で「涙の同点弾」 打たれた投手も悔し泣き、劇的展開にファン「言葉が出ない」

J-CASTニュース

   首位オリックスと2位ロッテによるプロ野球パ・リーグの首位攻防3連戦。2021年10月12日、京セラドームで行われた初戦では、両軍の選手が試合終盤に見せた涙が、ファンの注目を集めた。

  • 首位攻防戦の舞台は京セラドーム大阪

    首位攻防戦の舞台は京セラドーム大阪

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殊勲打に雄叫び、そして目に涙

   オリックス田嶋大樹投手、ロッテ小島和哉投手の先発で始まった試合は4回と6回にロッテが得点。小島の完封ペースで2-0で迎えた8回裏、2死1塁で2番宗佑磨選手が8号2ランを放ち同点、そのまま引き分けに持ち込んだ。

   両軍のゲーム差は2.5。首位オリックスにとっては、連敗を喫すると、ロッテに逆マジックが点灯する状況だった。

   その中で飛び出した起死回生の同点弾にオリックスベンチも興奮、打った宗も雄叫びを上げてダイヤモンドを一周するとナインと、ハイタッチを交わし再度雄叫びを挙げた。その後、ベンチでタオルを目に当ててうるませている様子がカメラに捉えられ、実況も「感激の涙ですね」とコメントしていた。

   「パーソル パ・リーグTV」のYouTubeでは、この様子を「【思わず涙…】宗佑磨『劇的同点弾』に感極まる」として紹介していた。

   第1打席と第2打席で併殺に終わっていた宗の殊勲打と涙にオリックスファンは興奮と感激に襲われ、SNSでも「こっちまで泣けてくる」「もう優勝するしかない」と勢いづいている。

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