ガストの姉妹店・ステーキガストは肉に特化した店。以前の記事で、9月の肉の日の模様をお届けしたが、実は、その際私(中澤)がどうしても気になったものがある。
本日はそれを確認するために、再びステーキガストにやって来た。チラ見しただけで、思わず出直してしまうほどに惹きつけられたもの。それは……
ランチメニューである。え? これ凄くない? 私がメニューを見てそう思ったポイントは主に以下の3つだ。
・ポイント1「セット内容」
ファミレスのランチセットと言えば、メインの料理にライス(orパン)とスープがついてくるくらいが定番だと思う。私がステーキガストのランチにまずビビッたのはここだ。このライス、パン、スープが全部食べ放題と記載されているではないか。
っていうか、それだけではなくカレーまで食べ放題である。カレー食べ放題て。もはやセット部分ではないだろこれ。メインやん。
・ポイント2「その割に安い」
メニューで上記の情報を見た時、私がとっさに想定した価格帯は安くとも900円前後。ステーキ系ファミレスだとこれでも安い値段だと思う。ところが、メニューをよく見るとハンバーグセットが税抜き699円と書かれているではないか。安っ!
しかも、699円のメニューは「ハンバーグ&白身フライランチ」「目玉焼きハンバーグランチ」「大葉おろしハンバーグランチ」と3種類あって、最安メニューの中にも好みで選べるだけのバリエーションがある。
・ポイント3「時間帯」
とは言え、ランチメニューである。タイミングが合わず飲食店のランチタイムをオーバーしてしまいがちな私。やっぱり縁がないかも……と思いきや、よく見たらランチメニューの時間は17時までと記載されている。ランチ長ッ! 私が訪れた東京都足立区の梅島店は、オープンが11時なので、実に6時間ランチをしていることになる。
──というわけで、出直すことに何の障壁もなかったため再訪したわけだ。しかし、まあ改めて見ても、パン・ライス・スープ・カレー食べ放題のハンバーグセットが税抜き699円は明らかに安い。おかしいくらい安い。
・注文してみた
本当にメニュー写真のようなハンバーグが来るのだろうか? そこで最安メニューの1つ「ハンバーグ&白身フライランチ」を注文してみた。
正直、ハンバーグが少しばかり小さくても文句は言えない価格のような気もするのだが、特別小ささは感じない。
むしろ、思ったよりハンバーグがジューシーでウマイ。そこでハンバーグをおかずにカレーライスを食べてみた。なんか贅沢してる気分である。699円だけど。
・人の弱さ
なんなら、カレーライスをおかずにコッペパンを食べることだってできる。これが自由……。だがしかし、コッペパンの後にポタージュスープを飲んでしまうと……
またコッぺパンが食べたくなり、ここでコッペパンを食べてしまうと……
ポタージュスープが飲みたくなる。自由のあまり「コッペパン→ポタージュスープ→コッペパン→ポタージュスープ」の無限回廊に迷い込んでしまうことがあるため気をつけろ。自由になった瞬間に迷う。人とはなんと弱い生き物であることか。
・テレワークにも意外と良い
というわけで、実際注文してもやっぱり凄かったステーキガストのランチメニュー。「ハンバーグ&チキン竜田ランチ(税抜き899円)」や「こぶしハンバーグランチ(税抜き1099円)」などのガッツリ系もあるし、さらに税抜き300円で健康サラダバーをつけられたりもする。
また、ドリンクバーもお茶、ジュース、コーヒーなど各種揃っていてゆっくりするのにも意外と良い。近所にステーキガストがある人は機会があれば昼に行ってみてくれ。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.