【聞いたのかよ】プロント系列の和カフェ「Tsumugi」で売ってる大福の名前が独特すぎた! 東京・月島

ロケットニュース24

コーヒーチェーンといえば、スタバやドトールを思い浮かべる人がほとんどだろう。残念ながら「プロント」の影は薄いと言わざるを得ない……。だが、プロントの運営する和カフェの「Tsumugi」はなかなか良いんだよ。

築地本願寺に出店しているお店では、「18品の朝ごはん」が人気を呼んでいる。和の分野では先の2社に差をつけていると言っていい。

そんなTsumugiの月島の店舗に行ってみたところ、大福の名前が独特すぎた……。それ本人に聞いたのかよ!

・プロントの和カフェ

月島のお店は、なんと2階に寺がある!!


2階に築地本願寺佃島分院、1階に和カフェ。なかなか趣があって良いですねえ。


「和カフェ」というだけあって、ドリンクのお茶がメイン。玉露やほうじ茶などの銘柄はもちろん、日本茶ベースのハーブティーやアレンジメニューのラテなども充実している。


フードメニューには5種類のブッダボウル。ブッダボウルとは、雑穀の上にたっぷりの野菜をのせたもので、海外の菜食丼として数年前から親しまれているそうだ。お店では十三穀ご飯を使用している。


なるほど、和のテイストを前面に押し出したカフェであることはわかった。が! 気になるのは大福である。その名は……。


「親鸞聖人ごのみの塩豆大福」だ!


聞いたのかよ! 本人に好みかどうかを聞いたのかよ!! 親鸞聖人は小豆好きだったそうだが、それに乗じて「ごのみ」と言ってしまうとは……。とりあえず、食ってみるか!!



・全店にブッダボウルを

まずはブッダボウル。今回は「18品のブッダボウル」(税別1400円)を頼んでみた。18という数字は、本願寺の朝食と同じく、阿弥陀様の「第18願」にちなんでいるそうだ。貝出汁みそ汁、海苔、かつお節も18品に含まれている。


これ1皿で18種もの食材を摂れるのは嬉しい、まさしくヘルシー。まるで旅館に来た気分だ。


食材はいずれも名店のものを使用しており、たとえば銀ジャケの塩麹焼きは「魚河岸北田」のものだ。ほっくりと柔らかく、ひと口食べたらご飯をふた口は行けるウマさ。「食欲の着火剤」といっても過言ではない。これ一切れでご飯1膳余裕だ。


18品のなかでもっとも気に入ったのは、「江戸一」の甘口昆布の佃煮である。こいつはマジでやべえ! 北海道産の昆布を使っていて、口に入れると海が見える。磯の香りがハンパない!


同じく江戸一の桜でんぶもかなり美味かったけど、興奮のあまり写真を撮らずに食っちまった。写真で紹介できないのは本当に残念だ……。とにかくどこをどう食ってもウマさにぶち当たる。さすがブッダボウル、仏様の加護を感じざるを得ないでござる。


これ、プロント全店で出すべきじゃないの? 毎日食いたいウマさだよ、しかも繰り返し食っても飽きないしね。日本人に馴染み深い味だもの。全店導入したら、スタバ超えもあるぞ、マジで



・親鸞、わかってる~!

さて、食事を堪能したところでスイーツの大福(1個ドリンクセットで税別700円)と行こうか。合わせたのは、鹿児島県産の棒ほうじ茶。まずはお茶を入れなきゃね。


お茶の上からお湯をザ~。そして静かに1分待つ……。


う~ん、いい色いい香りに癒されますな~。チルってヤツですわ。


これが親鸞ごのみの大福です。親鸞も好きだねえ~、もう見るからに甘そうやん


カットするとこんな感じ。あんこは滑らかで品のある甘さ。さすが親鸞、わかってる~!


まあ、個人的には豆大福は豆多めの方が好き。これはちょっと少な目なので、親鸞とは好みが合わなかったかも

そんな訳で、コーヒーチェーンとしてはやや影の薄いプロントだが、和カフェはかなりイイ! ぜひとも1度ご体験あれ。親鸞ごのみも忘れるなよ!


・今回訪問した店舗の情報

店名 築地本願寺カフェTsumugi はなれ 月島店
住所 東京都中央区月島1-2-9 築地本願寺佃ビル1F
時間 8:00~18:00
定休日 なし(施設に準ずる)

参考リンク:Tsumugi
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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