MicrosoftのゲームブランドであるXbox部門の代表を務めるフィル・スペンサー氏が、Xbox Series X/Sの供給不足は2022年まで続くと発言しました。
Xbox boss Phil Spencer says console supply issues will continue into 2022 | VGC
https://www.videogameschronicle.com/news/xbox-boss-phil-spencer-says-console-supply-issues-will-continue-into-2022/
PS5 And Xbox Shortages To Continue Into 2022
https://kotaku.com/xbox-head-explains-console-shortages-will-continue-into-1847787478
新型コロナウイルスのパンデミックから続く半導体不足はさまざまな業界に影響を与えており、2020年11月に発売された次世代ゲーム機のXbox Series XやPlayStation 5(PS5)は、発売当初から供給不足が指摘され続けています。この供給不足について、ソニーの十時裕樹最高財務責任者(CFO)は2021年5月の時点で「供給不足は2022年になっても続く可能性がある」という見通しを明らかにしていました。
ソニーはPS5の供給不足が2022年になっても続くと予測している – GIGAZINE
一方、Xbox部門の代表を務めるフィル・スペンサー氏は、Xbox Series Xの供給不足について、2021年2月の時点で「Xbox Series Xの供給は少なくとも2021年6月まで追いつかない可能性がある」と語っていました。
Xbox Series Xの供給不足は少なくとも2021年6月まで続くとの指摘 – GIGAZINE
これに続き、Xbox部門のスペンサー氏が海外メディアのTheWrapに対し、Xbox Series Xの供給不足に関する最新情報を明かしています。
スペンサー氏によると、Xbox Series Xの供給不足は世界的な半導体不足だけが原因ではないとのことで、「今日、ゲーム機を作るために必要な部品を調達し、それを需要のある市場に供給するとはどういうことかを考えると、そのプロセスには複数のピンチポイントがあると思います。残念ながら、この問題は何カ月にもわたり続いており、間違いなく今年の年末から来年にかけても続くものだと思います」と語っています。
さらに、「最も失望しているのは、ファンの皆様の失望についてです。多くのユーザーが新世代ゲーム機であるXbox Series Xを本当に望んでいることを理解しています。我々も他のプラットフォームホルダーも、良いゲーム機と新しい機能を望んでいます。我々はこれらを市場に投入するために懸命に努力していますが、もう少しの間、我々が取り組むべき課題となるでしょう」と語り、供給不足が2022年以降もしばらくの間つづくとしています。
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