既報の通り、ソニーは最新プレミアムスマートフォン「Xperia 5 III」を国内の一部キャリアから10月中旬以降に発売すると発表した。今回、Xperia 5 IIIの実機を撮影する機会を得たので、簡単に紹介する。
発表されたXperia 5 IIIは、国内ではNTTドコモ、au、ソフトバンクから発売される予定。カラーバリエーションは、ピンク、グリーン、フロストシルバー、フロストブラックの4色が用意されており、NTTドコモとauからは全色が、ソフトバンクからはピンク以外の3色が展開される。
4色のうちグリーンとピンクは側面のメタルフレーム、背面ガラスとも光沢仕様となっており、光を反射して鮮やかに輝く印象。それに対し、日本限定カラーとなるフロストブラックとフロストシルバーは、側面メタルフレーム、背面ガラスともつや消し処理が施されており、グリーンやピンクと比べると落ち着いた印象となっている。
本体サイズは68×157×8.2mm(幅×奥行き×高さ)。Xperia 1 IIIと横に比べると、奥行きの短さが際立って感じ取れる。また、実際に手にしてみても、Xperia 1 IIIのような手に余る印象が少なく、持ちやすいという印象だ。
ディスプレイは6.1型だが、アスペクト比が21:9ということもあり、インチ数ほど大きいとは感じない。
リアカメラは、超広角、広角、望遠の3眼仕様。Xperia 1 IIIにあった3D iToFセンサーが省かれているが、それ以外はレンズ、撮像素子ともに同じ仕様となっている。望遠に焦点距離を70mmと105mm(いずれも35mm換算)に切り替えて利用できる屈曲光学系の可変式望遠レンズを採用する点も同様だ。
3D iToFセンサーが省かれていることで、カメラユニットはXperia 1 IIIよりもやや小さくなっている。カメラ部の突起はXperia 1 IIIとほぼ同等。また、標準カメラアプリに「Photography Pro」が採用されている点もXperia 1 III同様だ。
フロントカメラは800万画素で、ディスプレイ上部ベゼルに搭載している。
本体下部側面にはUSB Type-C、左側面にNano SIM/microSDカードトレイ、上部側面に3.5mmオーディオジャックをそれぞれ用意。また右側面には上からボリュームボタン、指紋認証センサー一体型電源ボタン、Googleアシスタントキー、シャッターボタンを配置している。
オプションとして用意される純正のスタンド付きカバーは、背面に横位置で立てて置ける開閉型スタンドを用意。カメラ部には反射を抑えるために黒で塗装されている点など、Xperia 1 IIIのスタンド付きカバーとほぼ同等の仕様となっている。
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