【高コスパ】ゲオの「骨伝導イヤホン」がかなり優秀と判明 → 2980円(税込3278円)なら余裕で買いだッ!

ロケットニュース24

レンタルDVDやゲーム販売でお馴染みのゲオ(GEO)。多くの方が会員証をお持ちであろう、国内最大級のレンタルショップである。これまで何回か引っ越しをしてきたけど、近所にゲオって必ずあるよね?

そのゲオがどうやら『骨伝導イヤホン』を販売しているらしい。ゲオが『骨伝導イヤホン』を取り扱っているだけではなく、ゲオが直々に製造も手掛けているというが果たして? 実際のところを確かめるべく “骨伝導デビュー” してみたのでご報告しよう。

・骨伝導イヤホンとは?

「骨を伝わって導く」と書いて骨伝導。その名の通り『骨伝導イヤホン』は、耳に音を流し込む一般的なイヤホンと違い、振動で音を伝えるイヤホンである。理屈は何となくわかるが、まだまだ未体験の方が多いことだろう。

詳しく説明すると「耳の奥の蝸牛(かぎゅう)という部分に振動が伝わって……」なんて話もあるのだが、それは別にイイ。重要なのは「耳に入れなくても音楽が聞こえること」そして「音楽が聞こえるのに周囲の音も聞こえること」である。

・軽い不思議体験

そう、私(P.K.サンジュン)も骨伝導デビューしてみて驚いたのだが、音楽が聞こえることはわかっていた。……んが、同時に周囲の音も普通に聞こえるのだ。耳をふさいでいないので当然と言えば当然だが、ちょっとした不思議体験である。

要するに『骨伝導イヤホン』は、部屋の中で音楽を流している感覚に近い。周囲の音も問題なく拾えるため “ながら利用” するには、通常のイヤホンより骨伝導イヤホンの方が向いているハズだ。

・検証してみた

それを確かめるべく、今回はいくつかのシチュエーションで『骨伝導イヤホン』を使用しつつ “ながら作業” を試してみることに。まずは代表的なオフィスでの検証、一般的なイヤホンの場合からどうぞ。


「おーい、サンジュン」


「おーい、サンジューーン」


「おーい、サンジューーーーーン」


「うぉーーーーい、サンジュンてばーーーーー!!!!」


スーーーーーン


・骨伝導イヤホンの場合


「おい、サンジュン」


「はい?」


瞬殺ッッッ!


改めて言うが、耳がふさがっていないため誰かに呼ばれても気付かないワケがない。もちろん音楽は流れているのに、だ。もはやオフィスで使用するなら「骨伝導イヤホン一択」と申し上げても過言ではあるまい。

・完全ながら作業向き

お次に検証した「散歩」でも『骨伝導イヤホン』の効果は絶大! 何度でも言うが音楽は聞こえるのに耳がふさがっていないため、車のエンジン音や辺りの物音を聞き逃すことはほぼ皆無。「気付いたら車が真後ろにいた」なんてことは無いハズだ。

さらに『骨伝導イヤホン』なら、電車内の車内アナウンスを聞き逃す可能性もかなり低い。もう1回だけ言うが、音楽は聞こえるのに耳がふさがっていないため「次は○○駅~、〇〇駅~」も普通に聞こえる。なお、電車内の騒音で音楽が聞こえづらい場合は付属の耳栓を使うことで聞こえ方が変わるのでオススメだ。

さらにさらに、テレワーク中に使用しても家族の気配が感じられるから普通に良き。音楽に没頭したいシチュエーションには向いていないが “ながら作業” に限定すると『骨伝導イヤホン』の圧勝ではないだろうか?

・しかもお手軽価格

とはいえ、お高いんでしょ? ……なんて声が聞こえてきそうだが、なんとゲオの骨伝導イヤホンはゲオ各店で2980円(税込3278円)で購入できるのである!! また近くにゲオがなくても、ゲオオンラインストアなら同じ価格で送料無料! どうですかーーー!! お客さーーーーん!

聞くところによると骨伝導イヤホンは1万~2万円が相場らしいが、デビュー戦に1万円はやや腰が引ける。だがしかし、ニッキュッパならどうだろう? 骨伝導デビューとしては、かなりお手頃な価格ではないだろうか?

・もはや大人のたしなみ

というか、骨伝導イヤホンの性能を知ってしまった今「イヤホンを使い分けるのが大人のたしなみ」とさえ感じる。音楽に集中したい場合は一般的なイヤホン。“ながら作業” で利用するなら骨伝導イヤホン。1つくらい骨伝導イヤホンを持っていてもイイ。

加えて一般的なイヤホンと違い、長時間装着しても耳が痛くならないのもメリットだろう。ゲオの骨伝導イヤホンは「ブラック」「レッド」「ネイビー」の3色がラインナップされているから、お好みのカラーをチョイスして欲しい。

というわけで、シチュエーションによって『骨伝導イヤホン』はかなり優秀だから、興味がある人はぜひ1度試してみてはいかがだろうか? 最後にもう1回だけ言わせてくれ。音楽が聞こえるのに耳がふさがってないから周囲の音も普通に拾える──。それが骨伝導イヤホンなんだ。

参考リンク:ゲオ公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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