野党第一党を死守? 枝野氏に疑問 – 早川忠孝

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自民党の総裁選のことばかり流している、と批判されていたので、テレビ局がほんの申し訳程度ではるが、野党の皆さんのことも取り上げようと努力しているようである。

これはこれで悪くない。

自民党の総裁選のニュースばかり続いていたので、視聴者の皆さんにも多少の飽きが出て来る頃だから、政治に対する関心を持ってもらうためには多少は目先を変えた方がいいはずである。

野党4党の代表クラスの方々の討論会だったようで、偶にはこういう企画もいい。

もっとも、野党の中でもこういう番組に呼ばれないところもあるから、みんながみんなハッピーということにはならないのだが、とりあえず出演された皆さんには、よかったですね、お疲れ様でした、と申し上げておく。

ここで注目すべきことは、立憲民主党を代表して登場したのが、代表の枝野氏ではなく代表代行の江田憲司氏だったということだ。

まあ、枝野も江田も一字しか違わず似たようなものだ、と言ってもいいのかも知れないが、立憲民主党の顔が枝野氏と江田憲司氏とでは大分印象が違ってくるので、立憲民主党の関係者の皆さんは注意しておかれた方がいいかも知れない。

新立憲民主党は結党して1年を迎えたばかりで、党のイメージが今一つ明確でない。

共産党との選挙協力を第一に考えているのはよく分かるが、共産党との連立政権構想には消極的だという話も伝わってくる。

立憲民主党は政権奪取を狙っている、と言われているが、政党支持率は5パーセントから6パーセントをウロウロしているとも言われているので、とても本気にすることは出来ない。

結局は、野党第一党の座を死守するために頑張っているんだろうな、ということになってしまう。

やはり、顔は大事である。

立憲民主党の顔は、江田さん?それとも枝野さん?

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