Appleの新型iPhoneのページに登場した「スーパーキラキラカラフルクッキリディスプレイ」という表現が話題だ。
新しく発表されたiPhone 13の「Super Retina XDRディスプレイ」を形容するにあたってAppleが用いているこの表現、翻訳前の米Appleサイトでは「SupercolorpixelisticXDRidocious」となっており、映画「メリー・ポピンズ」劇中の楽曲タイトルおよびその中で使われるフレーズとして有名な「Supercalifragilisticexpialidocious(スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス)」をもじったものとみられている。原文を見れば元ネタが一目瞭然だが、日本語訳でこれをそのまま用いるわけにもいかず、オリジナルの表現になったようだが、翻訳者の苦労が偲ばれるとして高く評価する人、とはいえ、あまりにも突飛すぎる表現にツッコミを入れる人と、反応はさまざま。ともあれAppleのサイトでは、新製品が出るたびにこうしたオリジナリティのある表現が増えつつあり、元ネタをどう料理するのか、翻訳者の腕前を楽しみにしている人も増えつつあるようだ。