年収2100万円の「贅沢と苦労」 – キャリコネニュース

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同じ収入を考えると、海外のほうが手元に残るお金が全然多い

年収2100万円の30代後半男性が、キャリコネニュースに寄せた投稿を紹介する。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ

「ブランド品や高価な買い物以外、私は値段を一切見ない」

男性はIT企業の正社員で、住まいは「世田谷区の駅徒歩5分圏内の1億円弱の分譲マンション(35年ローン)」と語る。家族は「専業主婦の妻と未就学児が1人」だ。

年収2100万円の内訳については「私の勤務している会社の給与1400万円と副収入700万円の合計」と明かした。

日頃の生活感については、次のように語っている。

「妻は気にしているが、ブランド品や高価な買い物以外、私は値段を一切見ない。値段よりクオリティ、安全性を取ります」

「コロナ後は感染が怖いので、徒歩5分程度のスーパーには夫婦とも行っていません。少し割高ですが、すべてネットスーパーです。ビールは月3万円程度ですべて海外ビール。食費に関しては我慢していません」

「家電は、知人が遊びに来たらビックリされるぐらい揃っているらしいです」

「ほぼすべて最上級の便利家電ですが、時間をお金で買っている認識。特に子どもが生まれてからは、妻の時間をお金で確保することで、私が家事を手伝わなくても解決できるようにしています」

経済的に豊かな生活を送る一方、男性は「車は持っていません」と語る。

「駐車場のランニングコストがもったいないので、車で出かけるときはカーシェアかレンタカーにしています」

「ラクに1000万円を超える年収を1つの企業から得る人なんてそんなにいない」

ただ、年収2100万円は並大抵の努力では得られないだろう。男性は「ラクに1000万円を超える年収を1つの企業から得る人なんてそんなにいないです」と現実を指摘する。

「私でいうと、朝起きて寝るまで、常にスマホのチャットアプリは鳴り続けていますし、週末も遠慮なく連絡が来ます。もちろん家族との時間は取るようにしていますが、帰省や旅行先でも普通に対応をしています。そのうえでのこの収入です」

また日本の税制に対する不満から、「このまま(の状況が)続けば海外に移住を考えています」とも明かす。

「もともと海外に在住していた期間もあり、今でも海外からオファーは来るので」「同じ収入を考えると、海外のほうが手元に残るお金が全然多い」

男性は、高年収ならではの賢い選択を考えているようだ。

※アンケート概要
■実施期間
2020年10月26日~
■回答数
2085 ※9月8日時点
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/6FE3D7NZ
■質問項目
・現在の世帯年収でどのような生活を送っていますか? 満足している点、不満な点、エピソードを教えてください。