12月13日、あのコンパックが復活する――そんな予言をするTwitterアカウントが注目を集めている。
コンパック（Compaq）といえば、1990年代の後半、PC/AT互換機の時代に一世を風靡していたPCメーカー。その後、ヒューレット・パッカード（HP）と合併したことでPCのブランド名となったが、今回出現したTwitterアカウント（@CompaqReboot）はリニューアル以前の真紅のロゴを使用しつつ、12月13日にコンパックが復活すると「予言」している。今のところ確認されているのは素性不明の前出のTwitterアカウントだけで、外部へのリンクも一切なく信憑性には乏しいが、その情報量の少なさがかつてのコンパックを知るユーザーの興味をあおり、世界中で話題になっているというわけ。ちなみにかつて使用されていたドメイン名「compaq.com」は現在もHPが所有しているほか、「CompaqReboot」に関連したドメイン名のほとんどは空きのままで、現時点ではHP以外の第三者の手にCompaqブランドが渡ったうえでサイトが準備されている様子はない。単なる愉快犯の可能性も踏まえつつ、動向をウォッチしておきたいところだ。
