その存在自体は随分前から知っていたのだが、ただの細くした豆腐だろうと侮ってスルーし続けていた「とうふそうめん風」。コンビニに行けば大体置いてあるので、皆さんもきっと見たことがあるだろう。
先日なんとなく購入し食べてみたのだが、めちゃくちゃ美味いし優秀ではないか……! それ以来すっかりハマってしまい、もはや主食になっているレベル。クソッ、もっと前から食べておくんだったぜ。ということで、勝手に布教することに。
・紀文
店舗によって置いてあったり無かったりするのは言うまでもないと思うが、ローソン、ファミマ、セブンの3社では扱われている。ローソンとファミマはパッケージがコンビニのオリジナル仕様になっているようだが、中身は全部同じ紀文製。お値段はどこでも税込み198円だ。
筆者の近所だと、いつも胡麻だれ味はファミマにしかないため、もしかしたら扱われているフレーバーは違ったりするのかもしれない。ガワが違うだけなので、とうふだけのカロリーも全社共通で78kcalと低カロリー。とうふなので消化にもいいはずと思うが、腹持ちもそこそこ良い。
・硬め
筆者は食べる前、すでに述べた通り、こいつがとうふを細くしたものだと思っていた。ゆえに耐久性は余り無く、簡単にちぎれたりするのだろう……と。しかし実際は全く違う。麺はかなり丈夫で、箸で持ち上げてもちぎれたりはしない。
確かにそうめんっぽいが、食感は博多ラーメンの極細で硬い麺に非常に近いのではないだろうか。とうふなのにこのような食感になっているというのは全く想定外だった。
付属のタレで食べてみると、さっぱりしていてとてもウマい。ちなみに、味にとうふっぽさは皆無だったりする。素麺よりも食べ応えのある硬めな麺的な何か……という感じ。
・総菜ともあう
そして何よりもハマる一因となったのが、コンビニの総菜と滅茶苦茶あう点だ。どこにでも売られているもので言えば、煮卵や梅干しだろう。
ファミマなら、特に「よだれ鶏」がお勧めだ。かなりピリ辛な味付けなのだが、これを「とうふそうめん風」にブチ込むと、ほぼ担々麺になって非常にウマい。3日ほどこればかり食っていたこともあったレベル。
総菜が豊富なセブンも忘れてはならない。基本的になんでも相性はいいと思うが、個人的には「冷製茄子の揚げ浸し」や、「モロヘイヤとオクラのねばねばサラダ」などは安定してウマい。
茄子とねばねばサラダはブチ込んで混ぜても良いが、別々に食べるなら「さばのおろしポン酢」も良いぞ! 「とうふそうめん風」を白米替わりにする感じだ。ローソンは、残念ながら筆者の近所の店舗に総菜がほとんど売られていないため、よくわからない。
すでにこのウマさをご存じだった方からすれば、何をいまさら……という感じかもしれない。しかし、筆者のようにスルーしていてこのウマさを知らない方もいるはず。かなりクオリティが高いので、まだ食べたことが無かったという方は是非試してみてくれ!
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.