すぐ食う
宅配ピザでいつも不安に思っていることがあった。
箱の中で蒸されてしなっとしていないだろうか。
その不安を解決する食べ方を実践した。
できたての宅配ピザを食べたい
近所を散歩していたらビル裏の排気口からピザのいい匂いがした。こんなところにピザ屋あったのかと思ってビルの表側に回ってみたらドミノ・ピザだった。
おお宅配ピザ。
そう、宅配ピザもピザ専門店なので厨房からいい匂いがするのだ。箱に入っているから”製品”のように思っていたが、あれは料理だ。
焼きたてのカリッとしてとろっとした(想像)状態で食べたい。箱にいれたら蒸気を生地が吸ってしまいそうで心配だ。
その場で開けてしまおう
宅配ピザでもできたてを食べたい。持ち帰りで受け取ってその場で食べてしまおう。
まず、ピザ生地の表面がカリッとしている。パリパリと食べやすく、なかはふわっとしている。宅配ピザも手作り料理だったんだなと当たり前のことを思った。
開けたまま持ち帰る
店の近くの人のいないところで1カット食べて、残りは家で食べることにした。
蓋をしないで持ち帰ればカリカリのままだろう。
30度を超える気温のせいで持ち歩いてもピザは全然冷めなかった。サンキュー真夏日。
大丈夫。まだカリッとした食感がある。じっくり味わってみると、ピザの底の部分とフチの部分が輪郭がはっきりしている。これはいい。
豆腐屋さんでできたて豆腐を桶に入れてもらって持ち帰るような、そういう面白さがある。
ピザを受け取ったらすぐに食う。ちょっとした奇行で気分があがるぞ。