奈良県では、行政と医師会との間で、緊急事態宣言の発令や責任の所在をめぐって対立が表面化しています。
接種に「全力で協力している」…県医師会、知事の「責任逃れ」発言に抗議(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース
奈良県医師会の安東範明会長は26日、「(県医師会には)ワクチン接種に協力してほしい」と荒井知事が発言したことに対し、「全力で協力しており、事実と異なる」として、訂正を求める抗議文を提出した。また、
医師会は行動制限によって社会を破壊する緊急事態宣言に極端にこだわっています。これは日本医師会に差配れた医療行政のゆがみといえます。
医師会中心の医療行政を転換せよ
東洋経済オンラインの記事が話題になってツイッターのトレンドに入っているが、中身はアゴラでこれまで指摘してきたことと同じだ。 【新型コロナ医療崩壊の原因は開業医の不作為だ】 国民に活動制限を強いるのはムダ弾で筋違い#東洋経済オンライン
…
…
検査や入院などの調整をすべて保健所に集中し、無症状でも入院が原則という1類相当(新型インフル等感染症)の扱いが医療資源の逼迫の一義的な原因です。
新型コロナ医療崩壊の原因は開業医の不作為だ | 新型コロナ、長期戦の混沌
新型コロナウイルス・デルタ株の流行で連日のように医療現場の窮状が伝えられている。医療提供体制の問題が指摘されながら拡大がなかなか進まない。 東京都は改正感染症法16条の2に基づき民間病院への協力を要請し…
また東京医師会の選民意識の表れも話題になっています。
東京都医師会ニュース:素人ビジネスは不要不急で廃れていくと放言
町田市医師会・佐々木崇さんの東京都医師会ニュースに掲載された文章が、「お医者さまの本音が出ているのでは」と話題になっています。 東京都医師会ニュース 不要不急の商売は次々と潰れていく 不要不急の素人ビジネスをしている人々は落胆を…
人口あたり病床数世界一、誰でも平等に医療が受けられる国民皆保険制度など、確かに医師会はこれまでの日本の医療行政を支えてきました。しかしながらコロナ禍により、平時ではわからなかった、この巨人の奢りと綻びが白日のもとにさらされることになっています。
日本の将来のために、医師会、ひいては日本の医療行政はどうあるべきでしょうか?
医師会のような強力な業界団体をもたない飲食業やエンタメ業界の被害は甚大です。また勤務医もコロナ対策で疲労困ぱいです。
改めて、医師会に関して皆様からご意見を募集します。
原稿は、アゴラ編集部([email protected])にお送りください。
ペンネーム等もご相談ください。
忌憚のない論考をお待ちしております。
※投稿規定はこちら