テックウインド株式会社は、SD-WANに対応するQNAPのトライバンドメッシュWi-Fiルーター2製品を発売した。Amazon.co.jpでは「QMiro-201W」が1万9800円、2.5インチ対応の2ベイNAS機能を備える「QMiroPlus-201W」が7万2800円で販売されている。
いずれもIEEE 802.11ac/n/g/b/aとトライバンドに対応し、最大通信速度は5GHz帯が2系統とも866Mbps、2.4GHz帯が400Mbps。4本のアンテナを内蔵し、1台あたり195平方メートルをカバー。最大で4台を組み合わせて独自機能によるメッシュWi-Fiを構築できる。
CPUはQualcomm製IPQ4019(クアッドコア、716MHz)、メモリはDDR3 512MBを搭載するほか、QMiroPlus-201WはNAS機能用として、Celeron J4125(クアッドコア 2.0GHz)のCPUと、DDR4 4GBのメモリも搭載する。
QMiro-201Wは、ギガビット対応のWAN×1、LAN×1、USB 3.2 Gen 1×1の各ポートを搭載している。
QMiroPlus-201Wは、ホスト管理用の2.5GBASE-T×1、ギガビット対応のWAN×1、LAN×3、USB 3.2 Gen 1×2の各ポートに加え、SATA接続の2.5インチベイ×2を搭載する。
このほか、QNAP独自のSD-WAN技術で、ソフトウェア制御によりWAN環境を構築できる「QuWAN」ソリューションに対応。対応機器や「QuWAN vRouter」アプリをインストールしたNASなどを組み合わせ、IPsec暗号化によるメッシュVPNを構築できる。
OSには同社ルーター用の「QuRouter」を採用。ルーターやQuWANの設定は、ウェブブラウザーでダッシュボードから行える。また、Android/iOS向けの「QuRouter」アプリでの設定も可能。
本体サイズ(幅×奥行×高さ)と重量は、QMiro-201Wが100×68×175.5mmで440g、QMiroPlus-201Wが105×183.5×143.5mm×で1440g。