はなまるうどんの冷やし担々麺3種を全部食べてみた → 3種類の中の1種がガチすぎてヤバかった

ロケットニュース24

2021年8月3日から、一部を除く全国の はなまるうどん にて期間限定での販売が始まった冷やし担々麺。公式HPによると、昨年の夏に出したところ「はなまる史上人気NO1夏季限定メニュー」になったらしい。

マジかよ、それはよほどウマいのだろう。完全にノーマークだったぜ……! フレーバーは「白ごま担々」、「黒ごま担々」、そして「汁なし赤担々」の3種とのこと。せっかくなので全制覇してみた結果、中に1つガチすぎるヤツが潜んでいた

・3種類

3種類にはそれぞれサブタイトル的なものがついている。白は「定番の白」で、その名の通り最もベーシックな仕様。黒は「濃厚の黒」で、複雑で濃厚らしい。そして赤は「痺れの赤」とのことで、痺れる辛さがウリなもよう。

お値段は、白、黒、赤の順に、小サイズが540円、590円、590円だ。中サイズはプラス110円で、大サイズは中の値段にプラス120円。


今回は一気に3種食べるため、全て小サイズをオーダー。


・定番の白

まずは白からいってみよう。うどんの担々麺というのはよく考えたら食べたことが無い。どんな感じなのだろう?


ほほう、思っていたよりもクリーミーだ。白とはいいつつも、結構な割合でスープの表面が赤いため、そこそこ辛いのではないか……と考えていたのだが、ごくわずかにピリッとする程度

コッテリ気味なスープがうどんによく絡むため、食べ応えは比較的ヘヴィか。従来のうどんのイメージとはだいぶ違う感じだが、ウマいのは確か。これは売れるのも納得だ。


・マイルドな黒

続いては黒。黒いスープに浮かぶ真っ赤なラー油で、ビジュアル的な毒々しさは中々のものだが、3種類の中で味が一番マイルドなのは黒だった。


黒ゴマがたっぷり入っているため、ゴマのフレーバーが全てを持っていく。確かにラー油もそれなりに入っているが、辛さはほとんど感じなかった。辛いのが本当に苦手な方は、黒ゴマがベストだろう。


・マジでヤバい

そして赤だ。もうお分かりだろう。1つだけ、あまりにガチすぎたのがコイツだ


白も黒もウマかったが、その味はどこか「寄せていった」感があった。ちゃんと、「こういうのが幅広い層にウケるでしょ?」みたいな。それはもちろん悪いことではない。むしろイイことだ。実際にウマかった。が、はなまる は、赤についてはぶっちぎることにしたもよう。


_人人人人人人人_
> マジで辛い <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


もはや苦い。辛すぎて苦味を感じる。いや違うぞこれは……舌が痺れて麻痺しているッ!! ちょ、はなまる? さっきまでの白と黒では和やかにやってきたのに、いきなり殺意が本気過ぎん?

「どうぶつの森」でキャッキャしていたら、突然デフォルメ無しの豪鬼が現れて瞬獄殺をブチかましてきたくらいの世界観の変化。確かに「痺れる辛さ」とはHPにも書かれていたが、ガチすぎるだろ!


・でもウマい

とはいえ、その辛さの奥にじんわりとウマさが出てくるのもガチ。まったく予想外で、完全に奇襲を受けた形になったため少したじろいだが、舌が慣れてからは隠れた旨味も堪能することができた。


一般的な「辛口」は余裕で越えてくる辛さだったと思うので、とにかく辛いのが好きな方は赤一択だろう。逆に、辛いのが苦手だったり得意ではないという人は、止めておいた方が良いと思う。たぶん小サイズでも食べきれないと思う。

個人的に はなまるうどん には、鋭利にトガった攻撃力高めなタイプのメニューを出してくるイメージを持っていなかったのだが、これは予想外の体験だった。

ヤル時はヤル……と言うことか。柔和そうな花丸マークの向こうに隠された一面を見た気分だ。なお、冷やし担々麺シリーズは9月上旬までの販売を予定しているそう。繰り返すが、赤の辛さはガチだ。

参考リンク:はなまるうどん
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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