水以外にも使えるソーダマシンは、新感覚ドリンク製造機でした

デイリーポータルZ

drinkmateのDRM1011は、水以外も炭酸にできてしまうというすぐれもの。あーんなものや、こーんなものまで炭酸にしてみましょう。

先日、ソーダマシンを買いました。

drinkmateシリーズ620 DRM1011
水を入れた専用ボトルをセットして
炭酸の強弱をツマミで設定し、ボタンを押します。
これで完成。できたてほやほや炭酸水。

我が家はよく酒を飲む家で、炭酸水が切れて夜中にコンビニに買いに出たり、中途半端に残った炭酸水を放置してただの水にしてしまったりと、とかくペットボトルの炭酸水との相性が悪かったので、ソーダマシンがきてからは魔法のようにあがめ神棚に飾る勢いです。ソーダマシンを祀るべき神様はこの日本におわしますでしょうか。

しかもこのソーダマシン、水以外の飲料に使うこともできるのです。

水専用モデルは税抜9,880円、水以外もOKモデルは税抜16,880円(公式オンラインストア価格/21年7月現在)。

せっかく高い方を買ったのだから、使いたおしてやろうとたくらんでいます。しめしめ!

まず、こちら。

覚えている方もいらっしゃるかもしれません。以前ビール風のノンアルコール飲料をつくる記事で使用した、ドライホップです。袋のシワの入り方が月日の経過をものがたっていますね。

お湯を注いでお茶にし
冷蔵庫で冷やしたものを専用ボトルに注ぎます。
スイッチオン
ボギャーーーーーーー
炭酸ホップ茶ができあがりました。味はいかほどでしょうか。
あ!ちょっといいかも。ビールそっくりかと言われるとそんなことはないけど、飲んだ後はしっかり「ビールを飲んだ口」になる。

ビールというよりは、アイスコーヒー代わりに飲むのがよさそう。苦くてさっぱりしていていい香りのスパークリングティー。

ホップ茶を炭酸水に漬ける方法だと、どんどん炭酸が抜けて超微炭酸な仕上がりになってしまったので、ソーダマシンのありがたみを感じます。

さらさらの液体であれば、どんな飲み物であっても炭酸にできる夢のようなマシン。

ニヤニヤしながら公式ページを眺めていたら、ふとこんな画像が目に飛び込んできました。

drinkmate 公式ページより

この画像の、右。

これ。

ぎゅ、牛乳…?

真っ白な濁った飲み物を、わたしは牛乳しか知らない。

いや、超お金持ちの家のカルピスかもしれない。原液こそ至高と考えている方も世の中にはいらっしゃるのかもしれない。わたしにはわからない。

わからないので、牛乳を炭酸にしてみましょう。
ボギャーーーーー
炭酸が入ったら、ものっっすごいトロトロになりました。
しかし泡はわずかな時間で消える儚い命
いただきます。
……なんでしょう、牛乳を口に入れた瞬間強い刺激があると、脳が「やばい」と判断して自動的にシャッターをおろそうとします。遠い異国の地で、路上でこの飲み物を買い「最近若い人たちの間ではこれが流行なんだ」と言われたら、なるほど…と思うな、という飲みごごちでした。

あと、やたらとクリーミーになってました。

コーヒーと練乳を入れたら新感覚ドリンクっぽくならんか?と思い入れてみたら、異国情緒の深みが増すばかりでした。牛乳炭酸は上級者向けかもしれません。

とはいえ、ソーダマシンは家に1台あると夢が広がるので、ご自宅でお酒を飲まれる方はぜひ一度ご検討ください。

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