AnyMind、国内外でのD2C展開を一括支援する新サービス–サイト構築、販売、物流まで

CNET Japan

 AnyMind Groupは7月27日、国内・海外においてECやD2Cを展開をしたい企業向けの新サービス「E-commerce-as-a-service」の提供を開始すると発表した。「D2C for Enterprise」という名称で、日本企業だけでなく、海外現地企業、グローバルブランド向けにも提供する。1カ国月額50万円〜のサブスクリプションモデルとなる。

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 このサービスは、同社が開発するソフトウェア(「AnyFactory」「AnyShop」「AnyManager」「AnyLogi」「AnyTag/AnyDigital」)による機能提供と、各国・各市場に精通したプロフェッショナルスタッフのサポートにより、自社ECサイトの構築・運用から、現地ECモールでの販売、マーケティング、カスタマーサポート、物流まで、包括的な支援が受けられることが特徴。

 たとえば、AnyShopでは、自社ECサイト構築・運用、越境展開を含めた各国ローカルのECモール運用、決済サービスとの統合など、ニーズに合わせたソリューションを提供する。また、AnyFactoryは、アジア各国の200を超える生産工場をネットワーク化し、ニーズに合わせて最適な工場をマッチングするものづくりプラットフォームだ。

 
 

 AnyManagerは、EC・D2Cブランドウェブサイトのアプリ化、アクセス解析、サイトスピード高速化、プッシュ通知機能など備えた解析プラットフォームとなる。AnyLogiでは、物流管理プラットフォームを活用し、出荷・配送・入庫・保管・商品の一括管理機能を提供。AnyTag/AnyDigitalでは、データを活用したインフルエンサーマーケティングやSNSアカウントの運用、ウェブ・アプリ・SNS広告・DOOH(Digital-out-of-Home)広告などのソリューションを提供する。

 同社では、これらのソフトウェア提供に加えて、ニーズに合わせた問い合わせ対応、返品対応、オーダー管理などのカスタマーサポート(CS)も支援。さらに、プロフェッショナルスタッフが市場調査・事業戦略コンサルティング・多言語化など、海外事業展開に必要な要素をあらゆる側面から支援するという。

 サービス提供開始に先駆けて、MTGの展開する美容器具「ReFa」の海外展開や、TBMが運営するECサイト「ZAIMA」で展開する「LIMEX」や「PlaX」などのプロダクト展開を支援しているという。

 
 

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