ガストの山盛りポテトフライの「山」を特定したい

デイリーポータルZ

ガストに「山盛りポテトフライ」というメニューがある。安い・おいしい・量が多いと3拍子そろっていて最高なので、ガストに行ったら条件反射のように注文している。

ところで、皆さんはこの「山」ってどこの山のことなんだろうなー?と思ったことはないでしょうか。

僕は、あります。

きっかけは「ふじ山盛りポテト」

そう思うようになったのは、最近ガストに「ふじ山盛りポテト」というメニューが登場したからだ。

山盛りポテトフライの2倍の量。「ふじ山」の名が与えられるのも納得がいく。

「ふじ山」という特定の山の名前がついたポテトフライの登場。これによって僕は、大好きな山盛りポテトフライの「山」が、具体的にどこの山のことなのか知らないということに気づいてしまったのだ。

君のこと、なんにも知らなかったんだな・・・

今後も山盛りポテトフライと良いおつきあいをしていくために、どこの山なのか早急に特定したい。

「ふじ山」と「山盛り」の高さをはかって、その倍率を実際の富士山の高さにかけることで、「山」の高さを計算する。夏休みの宿題には絶対にでない算数の問題だ。

世界レベルの山だった

さっそくガストに行き、2つのポテトフライの高さを測ってみる。

ふじ山盛りポテト:5.6センチ。
山盛りポテトフライ:6.1センチ。えっ!?

山盛りポテトフライの「山」は「ふじ山」より低い国内のものだと思ってしまっていたが、なんとそれよりも高い、世界レベルの山だった。

「ふじ山」の方がすそ野は広いけど、その分「山盛り」の方が高く険しい山になっている。

山盛りポテトフライの「山」はアルプスのエギーユ・ヴェルト山のこと

これで、山盛りポテトフライの「山」の高さがはっきりした。

近所の図書館で紹介していただいた本で調べたところ、

 この高さにいちばん近かったのはヨーロッパのアルプスにある「エギーユ・ヴェルト山(高さ4,122メートル)」だった。

Google画像検索「エギーユ・ヴェルト」
君は、「エギーユ・ヴェルト山盛りポテトフライ」だったんだね!

今後、山盛りポテトフライを注文したときは、アルプスの爽やかな風を感じながら食べていきたい。

その後、富士山とエギーユ・ヴェルト山は合体し、ポテト好きのチョモランマとなりました。(そして完食されて地平に)

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