反五輪でも選手応援は自然な感情 – 早川忠孝

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メディアに取り上げられ易い方は、感想を述べる時に、たかがツイッターなどと侮られないことだ。

オリンピックの開催には批判的でも、オリンピックが始まればテレビ等でオリンピック競技の観戦をしたくなるのは人情だし、それぞれの競技で活躍した選手にエールを送りたくなるのは自然な感情の発露だと言うべきである。

如何にも人間味溢れた行いではないか。

様々な理由からオリンピックの開催には消極的であっても、オリンピックそのものには何の罪もなく、オリンピック競技に参加する選手の活躍の裏には、それぞれにドラマがあるのだから、そういうことをすべて一瞬に呑み込んで、金メダルを獲得した選手に心からのエールを送ることが出来る人は、極めて人情味溢れる人だと言っていいだろう。

オリンピック開催に反対していながら何を言うか、と言わんばかりの難癖を付ける人たちは実に狭量である。

おお、色々あったが、貴方も私たちと同じ思いを共有する同胞だったんですね、と素直に受け止めた方がいい。