ブラザー、月額8800円からの業務用インクジェット複合機サブスク「フラット12」を提供　消耗品は使用状況に応じ自動配送で手間いらず

　ブラザー工業株式会社とブラザー販売株式会社は7月15日、ビジネスインクジェット複合機のサブスクリプションサービス「フラット12」の提供を開始した。料金は月額8800円より。

　本サービスはITソリューションの構築・保守を手掛ける株式会社SHINKOを通じて提供される。月額費用には、機器の搬入および設置費用と、故障時などのアフターサポート・保守サービス費用も含む。消耗品（インク）の代金も年間の上限枚数（後述）までは月額費用内となっており、オンラインで共有された印刷状況に応じて、インクが自動配送される。

　提供される複合機は、卓上に設置できるコンパクトな製品「MFC-J6997CDW」。A3サイズまでのモノクロ／カラー印刷が可能なほか、コピー、スキャナー、FAX送受信の機能も持つ。

　料金プランは「S」「M」「L」の3種類があり、年間の印刷上限枚数の設定が異なる。例えば月額1万1000円のプラン「L」では年間3万枚が上限で、上限を超えるまで超過料金は発生しない。月により印刷のニーズに波がある企業でも、年間で必要な枚数に合わせたプランを選択できることが特徴。

　なお、年間の上限枚数を超えた場合の超過料金は1枚あたり5円となる。